一日転倒予防教室に参加して
2010/10/10(日)
先日、久留米市のエールピアにおいて筑後臨床整形外科医会主催の『一日転倒予防教室』が開催されました。毎年参加させてもらっていますが、今年も学生を20名連れて勉強を兼ねて行ってきました。 『転倒予防』ということですので、そのために気をつけることを勉強することはもちろん、今現在どの位運動能力があるのか、体力があるのか、ということを簡単な検査を行ったりもします。沢山の地域の方がいらっしゃる研修会ですので、まずは危険がないように各場所で学生を配置し、見守りや介助などを行います。また、学生にとっては貴重な社会経験ですので、人と関わること、コミュニケーションをとること、気配り目配りを行うことなど全てが学びとなります。このことが臨床実習を始め、臨床の現場へ繋がっていくことを願っています。
以下は、当日引率で参加した金川教員のメッセージです。
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転倒予防教室に参加させて頂き、久留米市内の地域の方と沢山の交流をして参りました。
「転倒」については、高齢になるにつれその「予防」が大切となってきます。理学療法士や作業療法士として、大切なこととして、「障害を未然に防ぐ」ことが必要となります。
今回は久留米地区の整形外科で開業されている医師の先生方を始めとして沢山のスタッフと共に、地域住民の方々とふれあうことが出来て非常に良い経験となりました。
日本整形外科学会では、現在「ロコモティブシンドローム(※)」について力をいれて取り組んでいます。これを機会に皆さんも「ロコモチエック」をしてみてはいかがでしょうか。
また次年度もこのような機会がありましたら、是非参加させて頂きたいと考えております。
※「ロコモティブシンドローム」とは?
骨や関節などの運動器に何かしらの障害が生じることで、移動が困難になること。
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専門学校 久留米リハビリテーション学院
2010/10/10(日)