4年生 就職懇談会
2010/8/6(金)
第1期臨床実習を終えた4年生を対象に、就職懇談会を開催しました。本学院の卒業生で、同法人の施設へ就職している4名の先生方をお招きして、彼らの学生の頃のエピソードや、社会人になってからの心境の変化などをそれぞれ熱く語ってもらいました。
姫野病院と、介護老人保健施設舞風台から卒業生として来て頂いた先生方です。
まずは、姫野病院の理学療法士 野中 崇宏先生です。
学生配布用のレジメも用意して頂き、社会人として必要なこととして、周りへの気遣いや、責任感を持つこと、また、ご自身が学生の頃の勉強の仕方、就職してからの体験をもとにした話をして頂きました。
学生も真剣に耳を傾け、メモをとっていました。
次に、同じく姫野病院の作業療法士 片渕 充亮先生です。
先生はご親族の方が脳梗塞を患ったときに、実際に看護師さんとのやりとりの中で気付いたことや、国家試験で苦い思い出をしたこと、また、「そうならないために何が必要か」、ということについて、お話しくださいました。
続けて、姫野病院の理学療法士 山形 卓也先生です。
先生は、「なりたいセラピストになるために、今何が必要か」ということを考えることが大事だ、という話から、「勉強しないと仕事が面白くない」「誰のためにリハをしているのか」など、仕事をする上で非常に重要なことまでお話し頂きました。
最後に、介護老人保健施設 舞風台の作業療法士 ?橋 隆文先生です。
先生からは、ご自身がセラピストになろうと思ったときの話や、「患者様が良くなることをセラピストが手助けした」というエピソードや、「目標が大事!」ということをお話しされていましたが、その中でもとても印象的だったのは、ご実家が島のご出身なんだそうですが、「その島で一番最初のセラピストになる」ということが本学院入学時からの目標だそうで、その目標のために日々努力をされているということでした。
それぞれの先生の話が終わった後は、学生から質疑応答を行い、それに対しても先生方から熱心に答えて頂きました。
また、今回の4名の先生の話をもとにして、『今、社会にでるために自分たちに何が必要か』というテーマでグループディスカッションを行い、全体で発表をしてもらいました。
ディスカッションでは、
- 目標を持つこと
- メリハリをつけること
- 責任を持った行動をとること
- 気配り
- 人から学ぶ意欲
- やる気
- コミュニケーション
などが挙がってきました。
これまでもいろんな先生方から聞いている話も多かったのではないかと思いますが、聞いて入ってくる話と、自分たちが本当にそう感じたこととでは、同じ内容でも気づきの深さが異なってきます。
きっと今回の懇談会を通して、お盆休み明けから始まる?期の実習においても、また違った視点で取り組んでいってくれることでしょう。
補足:本学院の就職率は、第1期卒業より今年まで毎年100%の実績を誇っています。詳しくは以下のサイトををご覧ください。
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就職に対する意識付けを行い、早め早めに動いていくことで、その後にある国家試験への取り組み方も変わってきます。限られた時間ですので、自分たちがすべきことを効率よく行っていきましょう。
久留米リハビリテーション学院
2010/8/6(金)