病院がつくったリハビリ専門学校 久留米リハビリテーション学院オフィシャルブログ

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久留米リハビリテーション学院
  • 久留米リハビリテーション学院
  • リハビリ学科に特化した福岡の医療専門学校です。
    ★本学院の特色★
    1.「福岡で唯一!医療法人がつくったリハビリ専門学校」
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    3.「最新の教育システム!高い合格率をを支えるe-school型授業」
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勉強の仕方 理学療法学科3年

2010/7/30(金)

本学院では、少し夏休み気分を味わった後、前期末試験に入ります。学生さん達は、その時間を使って試験勉強をしていることと思います。理学療法や作業療法の分野は、医学や福祉の中でもとても重要な位置づけにあり、求められる知識の量が多く、それだけ責任も大きいものです。

そういった仕事を目指して、日々の授業をどうやって受けるのか、日々の勉強をどのくらいやっていけばいいのか、また、試験前にどうやって試験勉強をすればいいのか、ということについて、今年度の成績優秀賞受賞者の理学療法学科の3年生2人に聞いてみました。

学生の皆さんには是非参考にしてもらいたいですし、高校生や一般の方々も学院での勉強の様子をイメージをしてもらえればと思います。


今回が5回目となる定期試験ですが、最近どんな風に勉強をしていますか?
O君:僕の場合は、テスト前に限らず普段から継続してやっていました。それで最後の1ヶ月にペースを上げるようにしていました。 O君:実は今年は、いろんな科目でレポート課題が多くて、それをまとめるのに精一杯で普段の勉強が出来ていない部分が多いんですけどね。

では、1、2年生の頃はどんなことを勉強していたんですか?
O君:その日の授業でやった内容を、家に帰ってからスライドを書き写したりしていました。やり方が分からなかったので、やれることをやろうと思ってがむしゃらにしていましたね。

だいたいどの位の時間掛かっていましたか?
O君:平均すると3〜4時間位ですか

毎日の勉強でそれだけやっているのはすばらしいですね。
勉強の他にもいろいろ遊びたいことや、趣味としてやりたいことなんかもあると思うけど、それはいつやっているんですか?
O君:土日に遊んでいましたね。なので平日は、あんまり遊んでなかったです。

なるほど。「やれることをやる」という非常にシンプルな取り組みが功を奏している感じですね。

では、Hさんはいかがですか?
Hさん:正直言うと、今でも勉強の仕方は分かっていません。「どうしているの?」と聞かれることもあるんですけど、「こうしています。」と言えるものもないし、O君みたいにこつこつやっているわけではないんです。

そうなんですね<("0")>
Hさん:ただ、一つ言えるのは、私は書いて覚えることは苦手なんです。書いても頭に入っているか分からないし、時間を無駄にしている気がするんです。書くにしても、教科書にメモをする程度ですね。

ということは、ペースを上げた試験勉強中でも『読む』ということが中心なんですか?
Hさん:そうですね。授業でもらった資料や、教科書をずっと読んでいます。

なるほど。
勉強の仕方として、たくさんある情報をただ記憶するのは大変なので、いろんな分野との関連性を見出すためにも、眺めるように見ていく読書法は効果的なのかもしれないです。

study_method

最後に、勉強に効率よく向かうために何が必要か、コメントをお願いします。
O君:やる気だけでしょう。どういった仕事がしたいか、どういう病院へ入りたいか、ということがあれば、国家試験も簡単じゃないかと思いますよ。

Hさん:私は、自分の勉強方法にもまだ不安があるので、友人の心の支えは大きいと思います。パートナーがいるから頑張れるというのはありますね。

ありがとうございました。引き続き試験勉強頑張ってください。

私も普段、学生さんからの相談で、「どうやって勉強すれば良いんですか?」という質問を受けたときに、最終的には「やるしかないよね。」ということで話が終わりますが、その過程は人によって様々だと思います。

やらなきゃいけないことは分かっていながら、環境が整っていないとか、やる気が起きないとか、いろいろ個人の事情があって結果として十分勉強に取り組んでいないことはあると思います。

こういったときに、「自分がどうすればいいのか」ということに自分で気付けることや、気付かせてあげられることはとても重要だと思います。

O君は日々の勉強、Hさんは勉強の仕方という話が印象的でしたが、何か参考になることがあればいいと思います。

みんな、それぞれ精一杯頑張っていきましょう!



久留米リハビリテーション学院

2010/7/30(金)


理学療法学科 4年生 第1期臨床実習を終えて

2010/7/23(金)

先日7月17日を最終日に、4年生の第1期臨床実習が終わりました。

9週間という長期間の実習は、これまでにはなかった、数多くの困難があったのではないでしょうか。自宅から通った学生もいれば、中にはマンスリーマンションに滞在した学生も、さらにはホテル住まいだった学生もいます。

 

生活だけでも普段とはがらりと変わった上に、長期間にかけて初めての環境(実習地)に入り、初めての指導者の下、初めての患者様への対応、そして、どうやって治療するのか、どういったことを目標にするのか、といったことを現実味がある中で考えるのも初めてのことです。

今年の2月に、3週間の評価実習を終えた学生達ですが、今回は9週間で、しかも患者さんに対して療法士がやるべきことを全てやってくるわけです。この実習を終えた学生達はどんな風に成長してきているのでしょうか。理学療法学科の4年生に聞いてみました。

 

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長期実習を終えて、一番自分が変化したところはどういったところですか?

  • 患者さんに対しての視野が広がったことですね。評価や治療をする際に、その人の背景を考えるようになりました。他にも、退院後にどうなっているのか、ということを考えた上でのアプローチが出来るようになりました。
  • いろんな物事に対して感謝するようになっていましたね。実習中は1人で2ヶ月の生活をしていたので、料理をすることから、掃除や洗濯、勉強も自分1人でした。それがこちらに帰ってからは、家事は家の人がやってくれる、勉強は学校で聞くことが出来る。環境が整っているということが、当たり前と思っていましたが、とても有り難いと思えるようになりました。
  • 最初は、他の治療場面を見学していても、ただ見ているだけでしたが、次第に「私の患者さん」と思うようになり、どこが問題で、どういう風に治療していって、今後どんな生活になっていくのか、ということを考えられるようになってきました。しかも、その考えを先生達と共有することで、多くの考えを自分のものにすることが出来ると言うことを発見しました。

 

どれもとても大切なことですね。

では、こういった学びをもとに、次の臨床実習で達成したい目標にはどんなことがありますか?

  • 知識の全体的な底上げをしたいですね。もう1年先には、僕たちも“先生”と呼ばれる立場になっているわけですし、その前には国家試験もありますからね。
  • 患者様のために、今何が出来るか、ということが考えられるようになりたいです。
  • 患者様の将来のイメージを持って、何をすることが必要なのか、ということを考えられるようになりたい。

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インタビューをした感想としては、「みんな成長したなぁ」ということでした。こちらから言い続けてきたこともありますが、彼らが、自分の口で話をしてくれるのを聞くと、非常に頼もしく感じます。

 

これから、2期の実習に向けての取り組みや、国家試験対策等もありますが、引き続き頑張ってもらいたいです。そして、低学年の学生さん達のよき規範となる4年生であって欲しいものです。


 

久留米リハビリテーション学院

 

2010/7/23(金)


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