病院がつくったリハビリ専門学校 久留米リハビリテーション学院オフィシャルブログ

医療法人 八女発心会久留米リハビリテーション学院。くるリハの公式ホームページ

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久留米リハビリテーション学院
  • 久留米リハビリテーション学院
  • リハビリ学科に特化した福岡の医療専門学校です。
    ★本学院の特色★
    1.「福岡で唯一!医療法人がつくったリハビリ専門学校」
    2.「2年連続100%!全国トップクラスの国家試験合格率」
    3.「最新の教育システム!高い合格率をを支えるe-school型授業」
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理学療法学科・作業療法学科 3年生対象『生活リハセミナー』

2011/5/24(火)

みなさん、こんにちは。理学療法学科 教員の大塚です。

本学院の4年生は、現在、臨床実習3週目です。 みんな、大変ながらも頑張っているようです。

さて、来年実習に出る3年生を対象とした『生活リハセミナー』を開催しましたので、報告します。
 
講師には、この分野では日本でも著名な上野 文規先生(有限会社 元気の素)です。

「生活リハビリ」という新しい介護の考え方を提唱し、日本全国で生活リハビリ講座を展開。 「遊びリテーション」の第一人者として知られているが、元々専門は「地域ケア論」と「ケースマネジメント」。(HPより)
 
体験をもとにした理論や、医療・福祉に携わる人としてのあり方について教えていただき、後半には学生さんたちも実際に実技を行って学びを深めていきました。
 
以下、学生さんからのコメントです。(アンケートより)

○ 私たちが関わっていく現場は「人の人生のルートをつくる」ということなんだという責任重大の職種であると同時に、私自身も何かを受け取ることができる、やりがいのある職だと改めて感じた。

○ 患者様に触らせてもらうということは、その患者様の命に触れているのと同じことではないかと考えることができました。

○ 私が一番心に残ったことは、手足が不自由なのは病気のせい、患者さんに笑顔がないのは職員のせい、という言葉です。

○ 疾病前の生活に戻すためには、周りの環境も含め患者様のQOLを考えていきたいです。

○ 自分のやり方を押し通すだけでなく、患者様の気持ちを尊重して、やり方や考え方を変えていくことが大事だと思った。

○ 重心の移動を使ったトランスファー(乗り移りや座り直しのこと)の方法が分かりやすく、実際にやってみても相手の体重がとても軽く感じるほどでした。

○ 今回の講義で、介護というのは、自然な動きに合わせて行うのだということを学びました。

○ 写真や先生の話を聞いて、私たちも患者様から支えられてもらっているんだな、と感じた。私もそんな患者様を支えられるようなOTになりたいと感じた。
 
以上です。

高齢者のリハビリにとっては、日常の生活の中で自然にリハビリテーションの要素を盛り込むことで、無理なく身体や精神の維持・向上が図れます。

また、『生活リハ』というのは、「やり方」や「方法」だけではなく、人としてのあり方に根ざした理念だということも非常に重要なことです。

臨床実習で今回のことを交えて、さらに学んできてもらえることを期待します。
 

2011/5/24(火)


第5回秋の特別講演会 鈴木秀子先生

2010/12/1(水)

先日、本学院恒例の『第5回 秋の特別講演会~命は光につつまれて~』を開催いたしました。参加者は450名という大成功の講演となりました。演者の鈴木秀子先生、ならびにご来場頂いた皆さん、本当にありがとうございました。

特別講演会 13


鈴木秀子先生といえば、「9つの性格」や日本におけるエニアグラムの第一人者であることや、聖黙(しょうもく)修行(誰とも言葉を交わさないで過ごす)を8年間続けられたことでも有名でいらっしゃいます。「人生の意味」や「愛・癒し」といったテーマを中心にたくさんの著書もあり、全国で講演をなさっておられます。今回、ご多忙の中、本学院のために来ていただきました。
その講演会の様子をご紹介します。

特別講演会 20

特別講演会 3
ボランティア学生さんも緊張した面持ちで、流れの説明を受け準備をしています。

特別講演会 7
受付が始まり、続々と来場者がいらっしゃいます。学生さんは、とても礼儀正しく、いい挨拶をしていました。

特別講演会 8

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そろそろ開演となります。今回司会を担当したのは、理学療法学科教員の丸山先生です。この日のために、じっくりと練習を繰り返してきました。

特別講演会 19

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特別講演会 21
開演に先立って、本学院の母体である姫野病院の院長より、鈴木先生と来場者の皆様へのお礼と歓迎の言葉です。

特別講演会 22

特別講演会 25
いよいよ開演となりました。先生の語りを聞いているだけで癒される思いです。

特別講演会 24
今回は、来場者多数のため、視聴覚教室での遠隔放映も行いました。小さなお子様がいらっしゃる参加者の方も安心して聴くことができます。

特別講演会 23
人の命の話、愛の話、人に対する貢献、自分の人生などなど、とても感銘を受ける内容ばかりのご講演でした。先生の数多くの体験、また普遍的な真実のことを分かりやすくお伝えいただき、来場者の方も非常に満足していただいた様子がアンケートから伺えました。

特別講演会 31
講演も無事大盛況で終え、先生をお見送りいたしましたが、お礼をお伝えくださる傍ら、逆に本学院のこともお褒めの言葉をいただいたり、教職員全員にしっかり手を握ってお祈りをしてくださったりと、本当に最後まで「愛と癒し」を感じ続けた講演会でした。本当にありがとうございました。

特別講演会 32


本学院は、理学療法士・作業療法士の養成校として、ホームページにも掲げてあるとおり3つの教育ポリシーに則って運営をしています。ただ、専門技術を身につけるだけでなく、社会性を広く育んでいくことで、求められる専門職になるといえます。今回、多くの学生も受講していましたが、教育の一環として彼らの人間性育成の一助になればと思います。

また、来年度もみなさんに喜んでいただける講演会を企画してまいります。ご期待ください。

2010/12/1(水)


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