病院がつくったリハビリ専門学校 久留米リハビリテーション学院オフィシャルブログ

医療法人 八女発心会久留米リハビリテーション学院。くるリハの公式ホームページ

プロフィール
久留米リハビリテーション学院
  • 久留米リハビリテーション学院
  • リハビリ学科に特化した福岡の医療専門学校です。
    ★本学院の特色★
    1.「福岡で唯一!医療法人がつくったリハビリ専門学校」
    2.「2年連続100%!全国トップクラスの国家試験合格率」
    3.「最新の教育システム!高い合格率をを支えるe-school型授業」
カテゴリー
最新の記事一覧
バックナンバー
  • このブログを購読する
  • 作業療法学科のブログ

くるリハオリジナル研修 接遇マナーアップ!

2010/6/30(水)

くるリハオリジナル研修

接偶マナーアップ!

~プロ中のプロが教える~

※接偶とは・・・もてなすこと。接待すること。

「接偶のプロって誰?」

・・・と言って一番、最初に思いだされる職業って何でしょう!今は、やっぱり客室乗務員(キャビンアテンダント)って言われています。

リハビリの学校では、必ず最終学年で実習があります。もちろん久留米リハ学院でも実習を経験しないといけません。その時に問題になるのが接偶です。久留米リハ学院では、この接偶マナーを3年次から学習し来年から始まる実習に向けて、接偶マナーのプロ中のプロに重要なポイントをレクチャーしていただきました。

今や、あらゆる業種で発展のキーワードとなっている「サービス」。その第一歩である接偶マナーについて長年にわたり全日空の審査乗務員として活躍してこられた、ANAラーニングインストラクター(元ANA国内線チーフパーサー)永吉初美氏をお招きしました。

6月16日(水) 久留米リハビリテーション学院講堂

  • 始めに、医療現場での心構えとして各班に分かれて「社会人と学生の違い」について話し合いました。
    13

     
  • 「第一印象は何によって決まるのか?」
    視覚(表情・動作・身だしなみ)…83% 
    聴覚(言葉遣い・話し方・声)……11%

人の出会いは第一印象の15秒程度で決まる!

初対面の方に、これから良い関係を深めて行くためには、第一印象が とても大事!

  • 「きれいな挨拶の仕方」をレクチャー!
    1. 姿勢を正しく
    2. 動作の最後をゆっくりと静かに
    3. 動作に区切りをつける
    4. 指を揃える
    5. 視線の向きに気をつける

最後は、みんなできれいな挨拶をして締めくくりました。
greeting2

今回の研修では、医療現場の心構えや誠意・思いやり・気配り・言葉遣いなどの接偶の基本を学びました。この接偶が良い人間関係を作り上げることが研修を通して理解いただけたことと思います。3年生は、とても有意義な時間になったことでしょう。この接偶研修を通して、来年から始まる実習を乗り切ってもらいたいと思います。

講師の永吉先生、今日一日、貴重なお時間をありがとうございました。

lecturer<講師プロフィール>

永吉 初美 先生

略歴

昭和49年 全日本空輸株式会社 国内線勤務
昭和50年 国内線チーフパーサーとして乗務
昭和61年 客室乗務員インストラクターとなり、新人及び現役客室乗務員の訓練に従事
また社内外向けの接偶講話を担当
主な講話先…

・人事院(接偶指導者養成研)
・運輸省(管理監督者研修)・税務大学校(教養講話)
・日本能率協会(接偶、接客訓練実習コース)
・JR東日本・羽田郵便局・JTB
・イースタン観光・農協観光・小田急電鉄・新潟交通・ECC・ロータリークラブ

平成 5年 大阪空港支店所属となり国内線乗務
平成 6年

社会貢献委員として聾学校や老人ホーム訪問、声のガイドブックの作成、メディア向け広報に携わる。

平成10年 全日本空輸株式会社退社
企業向け接客、接偶研修を実施


久留米リハビリテーション学院

2010/6/30(水)


2年生という学年の位置づけ

2010/5/18(火)

今、学院内は、4年生が実習に行き、他の学年も授業が流れに乗ってきたということもあって、全体的にはやや落ち着いた感じがありますが、教員としては日々いろいろ起こるものです。それらのことから、私たち教員も学びがありますが、学生さんにも学んでいってもらいたいと思います。 さて、今回は、進級して大分慣れてきたであろう理学療法学科2年生担任の木下先生に、『2年生という学年の位置づけ』といった内容でインタビューを行いました。 

4年制というカリキュラムの中で、2年生に対してはどういったことに重きを置いて関わっていらっしゃいますか?
勉強だけに特化せずに2年生にやっていってもらいたいと思ったのは、「自ら学ぶ」ということと、勉強面では「1年生の時に習った体の部分と病気のことを繋げることができるようになってきて欲しい」ということですね。 最近は、雑誌や論文が読めるようになることと、専門用語をしっかり理解することを目標に、『1ページ講座』というのを読んでもらっています。ジャーナルに、用語について1ページでまとめられたページがあるんです。まずは1ページから読む習慣を付けてもらえれば、と思っています。その中で分からないことを調べてもらっているんです。それを週に1回のHRで紹介し、「読んでみて。」と言うだけです。あと読むかどうかは学生さんたちに任せています。

提出は求めないんですか?
そうです。自分のために読んでね、と言うようにしています。必ず実習や臨床では論文などを読むことが必要になると思うから、今から読んでみて、と言っています。テーマは必ず(最近の授業に)関連づけた内容のものを紹介しています。可動域制限とか、この前は脚長差とか、ICFとかです。 ─あとは、3年次に理学療法に関する知識を中心に学ぶので、それに必要な手技的なところもやれるような準備をしていますね。理学療法を学ぶためにもある程度体を触れるようになってきて欲しいな、と思いますね。

それは実技としてですか?
 そうです。科目としてはそれがないので、1年生の時に学んだことを活かしつつ、触るということをHRでやろうかな、ということを(副担任の)金川先生と話をしているんです。触れないと場所が分からないし、運動もイメージができない。運動が分かっていないとそこの問題を改善させる治療は分からないじゃないですか。だから、1年次に習った知識を元に、触って実技をするのと、あとは習ったことを疾患に繋げるということを勉強してもらいたいな、と思いますね。

触診ってすごく大事ですもんね。
年次は、こちらが勉強会を企画して、勉強のやり方を学んでもらえるような環境作りをしてきました。ですので、今度は、自分達で計画を立てて勉強をやって欲しいと思うんですよね。その中でグループが必要であれば作ればいいと思います。 1年の学びを活かして、さらに3年にステップアップする為の取り組みですね。 ─結構たくさんやりたいことはあるけど、段階的に学習環境を提供していければと思っています。 

1年生から4年生までを担任されてきた木下先生だからこそ、どの学年でどういった部分を強化していけばいいか、ということも分かるでしょうし、授業内外を含めて必要なコンテンツを提供するという、効果的な関わりをされていると感じました。自分自身もとっても勉強になったインタビューでした。 学生さんにもそれに応えていってもらいたいですね。頑張りましょう。


久留米リハビリテーション学院

2010/5/18(火)


ページのトップへ