2014/12/26(金)
2014/12/26(金)
2013/3/6(水)
みなさん、こんにちは。理学療法学科 教員の大塚 和宏です。 先日お伝えしたとおり、4年間の集大成でもある国家試験が無事終わりました。 その4年生にインタビューしてみました。理学療法学科は南部 竜二くん、作業療法学科は中野 優さんです。 |
大塚: | 国家試験が終わりましたが、率直な感想は? | |
中野: | 今は就職活動中ですけど、急に何もしなくて良い、っていう状況が逆にもやもやして変な感じもしますが、精神科へ就職希望なので、精神分野だけは見たりしてますね。 | |
南部: | 良かったな、っていうのもありますけど、それ以上に就職してからの想いが強いですね。期待ややる気、やってやろう!っていう感じです。それと、今謝恩会の準備でいろいろ忙しくしてます。 | |
大塚: | 就職を考え始めたのはいつ頃でしたか? | |
中野: | 動き始めたのは去年です。ここに行きたいっていうのがなかったんです。それでだんだん国試が近づいて今になってしまいました。 | |
南部: | 就職自体は1年から考えていました。それも県外って決めてましたね。おおまかな方向性は考えていて、アンテナ張って、情報を集めたりしていました。 | |
大塚: | なぜ県外だったんですか? |
南部: | まず家を出ようって思ってましたから。どうせ勉強するなら(情報が)早いところが手っ取り早いかな?って思ってました。 海外も視野に入れてるんですけど、まずは日本で経験を積んで、と思っています。 |
大塚: | なるほど。 療法士としてのビジョンはありますか? |
南部: | 技術も含めてありますけど、まずは人として、色んな人や年代、どういう状況であれ対応できることが重要かなって思ってます。実習でも言われましたけど、患者さんと楽しんでやることがポイントですね。 |
中野: | 私は精神科に行きたいんですけど、精神科は、接し方やこちらのアプローチ次第で変わるところがすごいなって思います。慢性期で長期入院の方が多く、それが当たり前になっている人が多いんですけど、疾患にとらわれずにちょっとでもその人の可能性を広げてあげたいって思ってます。 |
大塚: | 頼もしいですね。 話は変わりますが、国家試験対策で頑張れたのはどんなきっかけからだと思いますか? |
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南部: | 自分は元々勉強が大嫌いなんですね。でもこのままじゃ無理だ、考え方を直さないとって思いました。家族にも迷惑をかけられないし、(卒業しないと)就職も、免許すらないって自分に言い聞かせて頑張っていました。 昼間はグループ活動をしますけど、その時の集中力は誰にも負けないと思います。 |
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中野: | この学校来たら頑張らないと意味がない、っていうのはベースにありますね。でもそれ以上に、(今一人暮らしをしていて)親から時々荷物が届くんですけど、「自分がOTになることを待ってくれている人がいる」と思えて頑張れましたね。 |
大塚: | すばらしいですね。 最後に、高校生の人たちへメッセージをお願いします。 |
中野: | 4年間楽しかったこともきつかったこともたくさんありますけど、同じ夢や目標を持った人たちが一緒にいるから頑張れる、っていうのはありますね。最後まで諦めずに頑張って欲しいと思います。 |
南部: | どこに行きたいかはちゃんと選んだ方がいいです。決して楽な道ではありませんから。あなたは親の手から離れるんだ、ということが現実です。でもその頑張りを乗り越えるからこそやりたいことがやれるんだと思います。 | |
大塚: | 素敵なメッセージありがとうございます。 就職してからも頑張ってください! |
どうだったでしょうか。 みなさんも、是非療法士を目指してみませんか? |
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2013/3/6(水)