2011/5/30(月)
こんにちは。理学療法学科 教員の大塚 和宏です。 |
作業療法の対象って誰でしょう? 私達は、お医者様の指示のもと(お薬をもらうときのような処方箋が出ます)子供から大人まで・・・ そして、体や心に何らかの不都合がある方や、それが予測できるような方に対して治療を行っていきます。最近では、障がいがなくとも、ご高齢の方の健康の維持に対しても仕事の範囲は広がってきています。 どのような事が求められているのかといったら・・・ 日常生活、お仕事、趣味、余暇活動などの生活する上で行う活動が当たり前にできる事だったりします。なぜなら、人が生きていくうえで必ず必要なものだからです。そのような方々に私達は、作業を利用しながら治療をおこなっていきます。 |
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作業療法士の使う作業は・・・ 治療として人と関わるうえでの手段の一つだったりします。作業療法は、作業を用いた治療法!! 治療法であるからには、効果が得られなければならない!! 治療をするときの作業活動は、なんでもいいんです。どんなものでもいいんです。 どう、楽しく使うか、患者様の笑顔をどう引き出すかをもくろみ、選び、治療を行っていく。そこが、作業療法士として面白い。 だって、好きな事をしながら、遊びながら、いつの間にか体が良くなっている感覚が生まれるんです。そして、もっと自分で続けたいと思えた方は、自分で沢山の作業をしながら、健康を維持し、趣味へとつながっていかれたりします。 また、20分程度の治療によって、効果が出た時、患者様が涙を流し、嬉しいと言って下さる。それが作業療法士としての幸せであると実感します。 そして、また、その人の病気、障がい、日常生活、個性に合わせた、治療を考える力が湧いてきます。そして、少しでもその方の人生が楽しく、良いものとなる方へ導き出せたら、私達のしてきた事って、素晴らしい事だと思いませんか? じゃあ、その治療効果を得るためには、何を学ばないといけないかと言うと、まずは作業自身を楽しみながら、工程を知り、歴史、作業の特性、効果、治療としてどのように患者様に使えるかを知るのが必要になります。 ですので、作業を経験したり、作業自身の分析をしたりする授業があります。それが、基礎作業の授業です。皆、お互いに相談しながらも、楽しんで作っているでしょ~!!OTの授業楽しいですよ~。 |
作業療法学科 授業担当教員 |
今回の紹介は以上です。 また次をお楽しみに! 実際に、学院にきて授業の様子が見てみたい!という方は、6月11日(土)に行いますオープンキャンパスにお越しください。この日はなんと、病院見学もできますよ! |
2011/5/30(月)
2011/5/20(金)
みなさん、こんにちは。理学療法学科 教員の大塚です。
さて、これからはいろいろなイベントの報告以外に、授業の様子も紹介していこうと思います。実技系の授業が中心となるかと思いますが、少しでも雰囲気が伝えられればと思います。
まず、第1回は作業療法学科 3年生の『作業治療学Ⅰ』です。 |
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この授業では、どんな疾患にでも使えるような、関節可動域の訓練や筋力増強のための運動などの、いわゆる運動療法の基礎を教えています。
今回の授業では、関節の形を再確認させて、形に合わせた運動の仕方があるんだ、ということを伝えました。
3年生でもあって、基本的なことは理解しているであろうという前提で行いますので、あとはしっかり練習をしてもらいたいですね。私はそのためのガイドラインを渡したまでです。 これから実習も控えているので、積極的に勉強して欲しいです。
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作業療法学科 学科長 井ノ口 征幸 |
今後、定期的に授業の紹介をしていきますので、お楽しみに! |
専門学校 久留米リハビリテーション学院 |
2011/5/20(金)