2011/10/12(水)
みなさん、こんにちは。理学療法学科 教員の大塚 和宏です。 先日(しばらく間が空いてしまっていますが、すみません(^^;))、第9回オープンキャンパスの午前の部として、『病院リハビリテーション職場体験』をご紹介しました。今回は、午後の部です。学科体験については、動画でも見てもらえるようにしましたので、どうぞ! 午後の部では、通常のオープンキャンパス同様に、いろいろな体験をしていただきましたが、保護者様向けには、『授業内容説明会』を行いました。 4年間の講義の流れや、その中で使う教科書などの紹介をさせていただき、たくさんの質問にお答えしました。保護者様にとってもイメージしやすかったのではないでしょうか。 |
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続いては、今回の目玉!リハビリテーション体験です。理学療法学科・作業療法学科共に動画でご紹介していきます。 | |
まずは、理学療法学科からです。 | |
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今回の理学療法学科体験では、「体の柔軟性を改善しよう!」をテーマに行いました。 まず最初に、柔軟性を簡単にチェックでき臨床でも多用されるFFD(Finger-Floor Distance:体を前方に倒し、指と床の間の距離を測り体の柔軟性を調べます。)という評価を行い、参加者の柔軟性を測定しました。 次に、グループに分かれてもらい運動療法と物理療法を実施し、最後にもう一度測定しそれぞれの効果を確認しました。 運動療法では足関節を中心に徒手療法を実施するグループ、股関節中心のグループ、体幹中心のグループ、もうひとつホットパックという物理療法を実施するグループに分け、それぞれで競い合ってみました。 結果は全てのグループで体の柔軟性が改善されました(体が柔らかくなりました)。 つまり、体のいろいろな部分が体の柔軟性に関与しているということであり、私たち理学療法士は自分の目や手を使って、どの部分を改善すればより良い効果を生むのかを考え実施します。 理学療法士という仕事の魅力をここで全て表現するのは難しいので、是非オープンキャンパスにお越し下さい。直接お伝えしたいと思います。 |
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理学療法学科 教員 大坪健一 | |
続いて、作業療法学科です。 | |
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今回の作業療法体験は「フルーツバスケット」を実施しました。 フルーツバスケット・・・ご存知でしょうか? 私達世代(30歳くらい・・・。)であれば子供の頃に経験があるのではないでしょうか。 ルールは・・・動画で確認してください ・・・・・すみません。 では、そんな子供の遊びをなぜリハビリ体験として実施したのでしょうか・・・。 この作業には人と交流する様々な要素があります。 ① 隣に座ること ② 周囲の人を見ること → 周囲の人を意識すること ③ 椅子の取り合いの時にも・・・「譲り合うのか」・「奪い合うのか」 なんてことが挙げられると思います。 全然たいした交流ではないですよね。 なんといっても、司会である私が一方的に話しかけている以外、会話している人がいないのですから・・・。 でも考えてみてください。人と人が知りあったり、仲良くなったりするってことは毎日のこんな小さな交流の積み重ねではないでしょうか。 さらに言えば、この小さな交流を通じて人と仲良くなる方法を身につけるでしょうし、ケンカした後に仲直りする方法を身につけることになるでしょう。 これは、人が身体を使って「歩くこと」・「箸を使うこと」・「文字を書くこと」と同じように子供から大人になるまでに身につけていく技術になります。 ということは身体が不自由になって「歩く練習をする」のがリハビリテーションの一つというのであれば、心が不安になって人と話せなくなって「人と話す練習をする」事も立派なリハビリテーションですよね。(詳しくは作業療法学科のブログへ・・・) ちなみにこの体験には、オープンキャンパス対象者だけでなく、「保護者の方々」が大活躍でした。 このような考え方に興味を持っていただけると嬉しいです。 みなさん元気すぎですね・・・・。私はヘトヘトになりました。 |
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作業療法学科 教員 長 彰純 | |
今回は以上です。 非常に盛り上がりのあるオープンキャンパスでした。 また、次のオープンキャンパスでも、皆さんにお会いできることを楽しみにしています。 |
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2011/10/12(水)
2011/9/15(木)
2011/9/15(木)