4年制リハビリ専門学校のメリット

私は4年制の養成学校を卒業し、現在は介護施設で理学療法士として働いています。

理学療法士や作業療法士になる一般的な方法は養成学校を卒業することです。養成学校には3年制と4年制があり、どちらにしようか悩んでいるという人も多いのではないでしょうか。個人的には4年制をおすすめしています。その理由や4年制の養成学校に通うメリットをご紹介いたします。

1.4年制なら十分に学びの時間がとれる!

理学療法士や作業療法士になるために学ばなければならないことは非常にたくさんあります。入学時に想像していた何倍もあると考えておいたほうがいいでしょう。

学生の間に基礎医学とそれぞれの専門分野に関して必要な知識と技術を身につけなければなりません。
理学療法士や作業療法士にとって基礎となる骨や筋肉の種類だけでも、人体にはそれぞれ200種類、400種類以上があるとされており、その暗記に多くの人が苦労することでしょう。

3年制だからといって勉強すべきことが少なくなることはありません。そのため3年制では短期間に必要な知識と技術を身につけなければなりません。入学時から高い目的意識を持ち、将来的なビジョンが見えている人でないと勉強についていくのは大変なのではないかと思います。

4年制の学校の場合には1年次と2年次に基礎医学や専門分野に関しての知識や技術を学ぶ時間を十分に持つことが出来ます。この期間に理学療法士や作業療法士の仕事を詳しく理解し、自分がどういうセラピストになりたいのかという目標を持つことが出来るようになります。また、友達同士で一緒に過ごす時間も多く取れるため、一緒に勉強したり、遊んだりと有意義な学生生活を送ることが出来ます。

2.4年制なら万全の準備で臨床実習へ臨める

理学療法士や作業療法士になるためには、多くの臨床実習をパスしなければなりません。見学実習、評価実習、本実習があり、評価実習や本実習では実際に患者さんを担当させていただくことになります。

理学療法士や作業療法士の実習は厳しいことで知られており、ここで挫折する人も多いです。4年制の学校では、その様なことがないように事前の準備をしっかりとしておくことが可能です。

知識を持っておくことはもちろんですが、実際の患者さんに対して正確で安全なリハビリテーションを提供するためには技術が必要です。

4年制の学校では、実技の練習時間を十分にとることが可能で、私自身も友達同士で患者役、セラピスト役になりきってよく練習を行ないました。十分な練習を行なっておくことで自信をもって実習に臨むことができるようになり、有意義な臨床実習を過ごすことが出来るようになります。

3.十分な国家試験対策ができる

4年制学校の場合には十分な国家試験対策を行なうことが出来ます。高い合格率の学校もありますが、国家試験は決して簡単なものではありません。年々試験は難しくなる傾向にあり、今後は合格率が下がっていくのではないかと考えられています。

確実な合格のためには9割以上の正解を目指すような勉強が必要です。4年制の学校なら実習後に就職活動をしながらでも、十分な国家試験対策を行なうことが出来ます。

4.高度専門士の取得やWスクールで学士を取得できる

4年制の学校を卒業した場合には高度専門士の学位が取れます。高度専門士の資格があると大学院への入学が可能になるため、将来的なキャリアアップにつなげることが可能になります。

また、Wスクールを利用することで社会福祉士や学士の資格を取得できる学校もあり、自分の知識や技術の幅を広げることも可能です。

簡単ですが、4年制学校のメリットについて説明しました。少しでも学校選びの参考になればうれしいです。

理学療法士・作業療法士を目指す方はこちらも参考になります

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この記事を書いた現役の理学療法士は・・・

理学療法士 7年目(33歳・男)

大学卒業後、一般企業に就職し社会人を経験。その後理学療法士を目指して4年制のリハビリ専門学校へ入学。病院・介護老人保健施設・デイケアで働く経験を持つ現役の理学療法士。

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