理学療法学科4年 リーダー会議
2011/2/4(金)
本学院は言わずと知れた理学療法士・作業療法士の養成校です。 そして、この資格取得のための国家試験は2月27日に行われます。4月から本格的に始まっている国家試験対策もいよいよ佳境に入ってきました。
過去3年間の学習を基礎からきっちりと押さえ、4年次の臨床実習で習得した知識と経験を総動員して取り組んでいますが、やはり人の体のことであり奥の深さには際限がありません。この果てしない学習は卒業後、臨床現場に出てからも一生続くことになるわけですが、それでも国家試験という大きなハードルを越えるために、ある一定水準まで高める必要があります。
本学院では、この4年次の学習をグループ活動を中心に行っています。他にも内外の教員による特別講義を行ったり、試験対策に力を注いでいます。そして、毎週定期的にグループのリーダーを集めて、担任・副担任を交えて経過を報告し合い、翌週からの対策を確認していきます。
目的は、理学療法士・作業療法士となり、社会に貢献すること。
目標は、国家試験合格!
です。
同じ目標に向かって日々努力をしていますが、班ごとに状況は異なっているようです。 理解の早い人、遅い人、勉強の仕方が記憶中心の人、理解中心の人、グループで一緒に勉強をすることが得意な人、個人で勉強をする方が得意な人。いろんな人がいますが、それをこれまでまとめてきたのがリーダーです。
今回は、そのリーダーたちに、グループ学習を行ってきての感想を聞いてみました。今回集まってくれたのは、阿波 宏治くん、伊藤 雄矢くん、猪口 覚くん、古賀 大一郎くん、田中 伸一くん、元山 識雅くんです。
楽しかった。
お互いを利用して利用されて、助け合っている。分からなかったら聞くし、みんなに聞かれたら答えてあげられる。
いろんな勉強になってます。人付き合いだったり、教え方だったり。よく考えさせられます。
「助け合える」グループの効果大です。
テストを解いていると、班のメンバーの声が聞こえてくるんです。
これは、意外な気付きかも知れませんね。勉強している最中にお互いで解説し合っているのですが、その時の熱い言葉が試験中に思い出されるようです。
とても力強いです。
最初は机の向きもばらばらだったけど、最近はグループで結束してきているし、声もよく出てきています。
最初は人間関係で迷っていたけど、だんだん個人の特徴を捉えられてきたら、雰囲気も良くなってきて、「みんなで国家試験合格するぞ!」という感じになってきた。
1年生の頃からのメンバーではありますが、こうやってグループ学習を続けることで関係性もより濃く深くなってきているようです。医療はチームで行いますので、こういったチームワークはとても大切です。
最初は仲良かっただけだったけど、だんだんみんなで成績が上がってきているのが分かってくると、みんなに“感謝”の気持ちが出てきた。
お互いに感謝し合える関係はとてもすばらしいですね。こんな風に感じてくれている学生さんがいるだけで、こちらも取り組んできた甲斐があります。
まだまだ気を抜くことはできませんが、最後まで突っ走っていって欲しいです。
みんなで合格だ〜!!
2011/2/4(金)