最近、社会人経験を経て、作業療法士を目指す方が増えてきています。それは、まったく違う業種でも、社会人としての経験が、「技術」だけでなく「こころ」を必要とするリハビリの現場で、大いに活かせるからです。

再進学を考えている方に、ぜひオススメしたい作業療法士をご紹介します。

 

社会人経験が生かせる作業療法士の魅力

大学生・社会人から人気の作業療法士とは?

社会人経験が活かせる作業療法士の魅力
病気やケガの回復で身近な理学療法士(PT)に対し、普段あまり耳にしない作業療法士(OT)。実は、<生活全般すべて>の応用動作ができるよう、「こころ」と「からだ」のリハビリをサポートする役目を担っています。

そのため、これから本格的に迎える高齢化社会において、業界での求人数が上昇しており、医療や福祉の現場では、作業療法士を求める声が年々大きくなっています。

これまであまり知られていなかった作業療法士(OT)が、脚光を浴び始めていることから、社会人経験者および大学(短大)卒の方にも作業療法士(OT)への挑戦をお薦めします。

作業療法士を目指す5つのメリット

1.求人数が多い!

医療・福祉の現場では、近年の求人数は、「作業療法士>理学療法士」の傾向にあります。本学院でも九州管内だけでも求人数は約2倍になっています。また病院様だけではなく多くの施設様からも求人を頂いています。

2.安定して永く働ける!

製造業の求人が約7割に減少しているなか、医療・福祉系では5割増しになっています(厚生労働省調べ)これからの成長分野はズバリ作業療法士です。

介護福祉士さんと比べても給与・待遇面は安定している(理学療法士と同じ)ため、社会人の人生設計には心強いことでしょう。

また作業療法士は、看護師のように夜勤がありませんので結婚しても子育てとの両立がしやすいことが女性の人気も高い理由のひとつです。

さらに母子家庭の場合には、各自治体から月額約7万円~14万円程度の補助金(返済義務なし)が用意されておりますので、夢をあきらめずに挑戦されてはいかがですか?

3.将来性が高い!

作業療法分野と理学療法分野の比較
理学療法士より、作業療法士のほうが約3万人少ないのが現状です。しかし社会のニーズは理学療法では行わない精神(心)分野や、生活全般のリハビリを広く包含する作業療法士に期待が集まっています。これから注目される「地域包括医療」の担い手としても将来性が高いと考えてよいでしょう。

4.社会人経験が生かせる!

自分で働いて生活するという経験をされた社会人の方々は、生活全般のことについて高校生よりも多くの経験を積んでいます。「こころ」と「からだ」のリハビリをサポートする作業療法士になった際には、社会人の方の経験や力が発揮できる職種です。

5.社会人入学者急増中!

作業療法士を目指す社会人が増加中
本学院には、全体の約20%の社会人が在籍しており、社会人学生の受験希望者が増えてきています。また、学科試験を免除し、小論文と面接のみで受験できる点も特色です。新卒生と社会人学生がお互いに切磋琢磨しながら国家試験合格に向けてがんばっています!

社会人入学者に聞いてみました!作業療法士を目指した理由

作業療法士を選んだ理由

特に、介護職などを経験している社会人では、実際に患者様がリハビリを体験しても身体が動くようになるとは限らず、だったら「今の状態でどのように生活をするか」を考えるOTに魅力を感じたというのが理由のことでした。

社会人学生の声

作業療法学科11期生 森田優貴 前職:百貨店時計販売員

作業療法学科卒業生(作業療法士)

百貨店で培った、お客様への気遣いも生かせる仕事。ますます貪欲に挑戦していきます!

前職は時計の修理が主な仕事でした。目線を変えると、「時計」が「人」に変わっただけなのかもしれません。私が作業療法士を目指すことに心配する周囲の声もありましたが、新しい道へ進むにも、前職を続けるにも不安は同じようにある。それなら新しいことをやる方がいいのかなと思い決心しました。

“くるリハ”は、体験入学に案内して下さった先生が親切だったこと、自然に囲まれとても静かな環境であることなど、トータル面で最適でした。自分から積極的に勉強に挑めば、年齢は関係ないし、ハンデになりません。学ぶ姿勢があれば勉強はついていけます。私も“くるリハ”に通ううちに、いろいろなことに挑戦し、一歩踏み込んでいこうという貪欲さが出てきました。

作業療法学科9期生 池上智美 前職:医療事務

作業療法学科卒業生(作業療法士)

医療事務から作業療法士へ。くるリハの人達となら一緒に頑張れると決断しました。

高校時代、小児麻痺の同級生がいたこともあり、もともと福祉に興味を持っていました。大学を中退し、特別養護老人ホームに就職。しばらく医療事務に携わってきましたが、身近に作業療法士の人がいて自分にもできるような気がしたのと、個人的な転機もあり、一大奮起。将来は、「この人に任せていれば大丈夫」と思ってもらえる作業療法士になりたい。入学を決意できたのは、“くるリハ”の方がものすごく丁寧に説明してくれ、納得できたことが大きいですね。この人達となら、最後まで頑張れると思いました。

知識と体験の両方をふまえた授業を受けることで、きちんとした作業療法士に育ててくれる学院だと思います。迷っているなら、“くるリハ”に飛び込んで欲しいです!

作業療法士の卒業生からメッセージ

作業療法士/H19年卒業 Ⅰ期生 鬼丸 愛依子さん(旧姓:古賀)
福岡県久留米信愛女学院高等学校出身 元筑後川温泉病院勤務(福岡県)

作業療法学科卒業生(作業療法士)

「久留米リハビリテーション学院」という充実した設備・環境の中、みなさんが理想とする作業療法士を目指し頑張ってください。

私は介護老人保健施設で作業療法士として勤めています。
入所・デイケアのゲスト、外来・入院の患者様、訪問リハビリの利用者など多くの方と触れ合いながら、忙しい中で楽しく充実した日々を送っています。

作業療法士として勤務する中で、気付いた事は”セラピストにとって無駄な知識は一つもない”という事です。リハビリは人に相手にする仕事の為、コミュニケーション能力は必須だと思います。特に認知症を抱える高齢者にとっては「一体、私は今から何をされるだろう・・・」という不安な気持ちで一杯です。

不安な気持ちを傾聴し、コミュニケーションをスムーズに行う為にも、常に様々なことに興味・関心を持ち、勉強以外の知識を身につけることも大切だと思います。

これから作業療法士を目指すみなさんには、理想のOT像があると思います。特別な人になる必要はありません。今、描いているOT像に少しでも近づけていく事が出来る様、今の自分に出来ることを日々、精一杯行なってください。作業療法士は楽しいですよ!

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