理学療法士を目指す女性へ

医療・介護の仕事はやりがいも大きく安定している

「人の助けになりたい!」そんな想いで将来の職業を探している方も多いと思います。

高齢化社会が加速している今、医療や介護の業界はますます需要が高まるとともに、そのサービスの質の向上が求められています。医療・介護業界は国家資格を必要とすることが多く、実際に就職して働くには専門的な知識と根気が必要です。

しかし苦労した分だけ、やりがいを感じられる安定したお仕事だとも思っています。比較的女性が多く活躍している分野でもありますね。

そこで今回は、これからセラピストを目指す女性へ、急性期の医療機関で勤務した私の経験を踏まえて「理学療法士の魅力」や「ちょっとした心構え」をお伝えできればと思います。

理学療法士になってよかったと思うこと

私は高校生の頃に部活動で負った怪我がきっかけで、リハビリテーションという言葉を知りました。担当してくれた理学療法士の方は、厳しくも親身に相談に乗ってくださり、これを機に私も理学療法士を目指そうと考えました。

いざ大学へ進学してみると、授業は盛り沢山で試験前は図書館通いの毎日、かなりハードな日々でした。しかし同じ目標に向かう同級生と一緒に、和気あいあいと乗り越えてきた気がします。

具体的な将来の夢があるからこそ勉学にも身が入り、実際に就職してからも先輩方に指導されながら教科書では学べないことを経験してきました。

自分が勉強したことを患者さんとのリハビリで還元できたとき、リハビリ後に患者さんの動作が少しでも改善されたとき、患者さんが笑顔になったとき、この仕事に就けて幸せだなぁと実感します。

セラピストとしての仕事はもちろん体力勝負なところもありますが、男女で大きな差は出てきません。治療の知識と患者さんへの思いやりがあれば、女性でも活躍することができる業界です。

今後のセラピストに求められることとは

いま医療・福祉業界の需要は高まってきていますが、サービスを提供する側の質の向上も求められています。より短い期間で、高い効果の医療やリハビリを提供する必要が出てきています。とくに入院施設を有する病院では、リハビリスタッフだけでなく看護師・医師も時間に追われながら多くの患者さんを診ています。そのなかでもリハビリの時間だけは、1対1で患者さんとじっくり関われる時間があることが多いです。

ひとりひとりの患者さんやご家族と真っすぐ向かい合うことで、マニュアルに沿った最低限のリハビリだけでなく、それぞれのニーズを踏まえたプラスαのサービスを提供できると考えています。入院患者さんの場合、最低限の目標が「自宅で安全に生活すること」、「入所施設へ戻ること」であったりします。そこに「趣味活動が行えるようになる」「会いたい人と会える環境をつくる」などのプラスαを付け加えられれば、患者さんのリハビリに対するモチベーションは大きく向上するように感じてきました。

女性ならではの優しい言葉遣いや声掛けは、患者さんやご家族とコミュニケーションをとる上での大きな手助けにもなります。知識や技術の提供だけでなくちょっとした気遣いができる、そんなセラピストが求められていると感じます。

これからセラピストを目指す女性のあなたへ!

私自身は急性期の医療機関に勤めていましたが、セラピストが活躍する現場はクリニックや在宅、スポーツなど様々な分野があります。それぞれ患者さんや利用者の方のニーズは異なってくると思いますが、どの現場でも多くの女性セラピストが奮闘しています。

資格をとって就職した後も、自分のやる気次第でさまざまな分野にチャレンジできます。また福利厚生や産休・育休制度が整っている施設が多いので、仕事だけでなくプライベートも充実させられる、バランスの良いお仕事だと感じています。

患者さんを想う気持ちを第一に、やりがいをもってお仕事をしたいという方にはぜひおすすめしたい業界です。

女性こそ理学療法士を目指して欲しい!

理学療法士とは、人と人との関わりが多いお仕事で大変なこともあるでしょう。しかし患者さんやほかのスタッフとのコミュニケーションを大事にしていれば、きっと道は開けてきます。

思いやりとチャレンジ精神をもった女性は、ぜひ目指してほしいお仕事です!

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この記事を書いた現役の理学療法士は・・・

理学療法士 6年目(28歳・女)

4年制の学校を卒業後、理学療法士として急性期病院で5年間勤務。結婚・妊娠を機に、リハビリの仕事を休職して現在は育児に励んでいる。子育てが一段落したら理学療法士として復職する予定。

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