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現役の女性作業療法士が語る!結婚しても永く続けられる作業療法士の魅力とは?

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女性で作業療法士になる魅力

女性は結婚・出産・育児とライフスタイルの転機ともいえる時期に、度々仕事を続けるかどうかを考えなければならない場面に遭遇します。世の中の多くの女性は、家庭を持ち一旦仕事から離れると、次に働く職場がなかなか見つからず、希望の職に就けないということを良く耳にします。

その点、作業療法士は場所や働く条件が変わっても、作業療法士という医療専門職として働き続けることが可能です。女性にとって一生涯の仕事となる心強い職業、作業療法士の魅力を紹介したいと思います。

こんなにたくさんある!作業療法士の活躍する場

作業療法士が働く場は病院だけではありません。施設や公共機関、教育機関、訪問リハビリなど、たくさんの場で作業療法士が活躍しています。

病院ひとつにおいても、身体障害・発達障害・老年期障害・精神障害の分野に分けられるうえ、さらに身体障害分野であれば回復期リハ、中枢神経障害、手の外科、心臓リハ、呼吸リハ、内部疾患、療養型、総合病院のように専門に扱う疾患ごとに分けられます。

どの職場でも同じ作業療法を展開するのですが、対象となる患者様によって求められる作業療法、提供する作業療法は異なってきます。作業療法という基本は同じですが、それぞれ関われる対象疾患や目的が異なるのでそれだけたくさんの知識や技術、考え方が存在します。

自分の専門分野を極めてその道のスペシャリストになることもできれば、色々な分野を幅広く経験して色々なケースに対応できる万能OTになること、研究や福祉機器の開発に携わることなど作業療法ひとつにしても、自分の進む道次第でたくさんの可能性が開ける仕事なのです。

作業療法士は、勤務条件に合わせて柔軟な働き方ができる

結婚をすれば引っ越しを考え、妊娠すれば退職を検討し、出産すれば勤務日数や勤務時間の短縮を考えることもあるでしょう。自分を取り巻く環境が変わって勤務条件を変えなければならなくても、いつでも作業療法士は職に就くことができます。

それは、作業療法が自分の身ひとつと作業療法を必要とする相手がいれば、自分の体や身の回りの物を媒介にして提供できる仕事だからです。

実際に私自身も結婚、引っ越し、三度の出産を経験していますが、その時の自分の状況、家庭の状況に応じてリハビリテーション病院からデイケア、訪問リハビリと働き方を変えながら、ずっと作業療法士を続けています。そしてこれからも一生、作業療法士であり続けたいと思っています。年を重ねても、年齢に関係なく仕事ができることも大きな魅力ですね。

経験すればするほど自分色の作業療法(リハビリ)に

作業療法士の仕事は人が人に対して行う仕事です。どれだけ知識を持っていても、検査や実技の腕を磨いても、臨床の場ではマニュアルは存在しません。

患者様への作業療法を行う中で経験していくこと、経験して得たことを次に活かして繰り返し試行錯誤しながら、患者様と一緒に目標に向かって目的を達成していくのです。新たなことができるようになったり、目的を達成したりして、患者様が喜ばれている姿を見たときは、とても嬉しく達成感を味わえます。

日々の業務の中で作業療法士自身も、患者様とともに目標を達成するという成功体験に勇気づけられ、成長していくのでしょう。

作業療法士が関わる人の数だけ、その人の持つ歴史や文化、考え方に触れることができ、今まで自分の常識にはなかったことを知り得ることもあります。その多くの出会いが作業療法士としての引き出し、器を大きくしてくれるのです。

また、作業療法士の関わり方次第で患者様の反応は良くも悪くも変化します。プラスの反応を引き出せるように広い視野を持って、患者様の反応や変化に注意しながら関わっていくことが大切です。

経験すればするほど、患者様の良い反応を引き出す道具として、自分自身を上手く活用できるようになっていきます。自分の個性や得意なことを活かして、自分色の作業療法が展開できるように探求心、向上心を持って日々望んでいきましょう。

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この記事を書いた現役の作業療法士は・・・

作業療法士 15年目(36歳・女)

養成校を卒業後、リハビリテーション専門病院、デイケア、訪問看護センターなど医療・介護の現場で10年以上の実務を経験。現在は、3人の子供を育てる現役の作業療法士ママ。

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