病院がつくったリハビリ専門学校 久留米リハビリテーション学院オフィシャルブログ

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久留米リハビリテーション学院
  • 久留米リハビリテーション学院
  • リハビリ学科に特化した福岡の医療専門学校です。
    ★本学院の特色★
    1.「福岡で唯一!医療法人がつくったリハビリ専門学校」
    2.「2年連続100%!全国トップクラスの国家試験合格率」
    3.「最新の教育システム!高い合格率をを支えるe-school型授業」
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第48回 理学療法士・作業療法士 国家試験

2013/2/25(月)

第48回 理学療法士・作業療法士 国家試験
みなさん、こんにちは。理学療法学科 教員の大塚 和宏です。

今年度の締めくくりでもある、第48回 理学療法士・作業療法士 国家試験が無事終わりました。

前々日の金曜日には、受験生に向けた壮行会を開催し、前日には太宰府を参拝し、24日が試験当日を迎えました。それまでの様子をお伝えします。

《壮行会》
 
まず、学院長から激励の辞を頂きました。
 
続いて、各先生方から、体験談やアドバイス、注意事項など、笑いあり、真面目な話ありのメッセージをいただきました。
 
 
《太宰府参拝》

とても天気が良く、気持ちの良い日にお参りができました。
 
全員で太宰府をお参りして、ご祈願をしていただきました。
 
名物(?)でもある、梅の実の御神酒もいただきました。
 
 
その後、『飛梅』の前で記念撮影です。
 
 
《国家試験当日》

今年は、理学療法学科が九州産業大学、作業療法学科が福岡大学に会場が分かれていました。
 
現地で、担任より1人ずつ受験票を受け取り、最後の激励です。
 
 
これまでやってきた努力が形になります。
あとは、結果を待つばかりです。
 

2013/2/25(月)


第3回『医療人になろう』公開セミナー(YouTube動画あり)

2013/2/7(木)

みなさん、こんにちは。理学療法学科 教員の大塚和宏です。
先日、第3回『医療人になろう』公開セミナーを開催しました。

地元の高校生は、もちろん、遠くは宮崎県都城市、熊本県阿蘇郡小国町、大分市からの参加もありました。今回は、昨年の好評を受け、さらに多くの方々にご参加いただきました。
 
 
 
高校2年生を対象としたセミナーですが、皆さんの進路に向けての意識の高さをうかがえました。
 
今回の司会を務めるのは、作業療法学科教員の長先生です。本日の流れの説明です。
 
それでは、「自宅で脳梗塞を発症された患者様と、そのご家族が病院に来院されました」という設定で、『医療人になろう!』公開セミナースタートです。(イメージがつきやすいように本学院の作業療法学科1年生3名が患者さん役、母親役、子供役を演じてくれました。
 
 
この患者さんには、これから、いろいろな医療従事者が関わることになります。病院の中で、どのような職種の人たちが、どのような関わりを持つのか、それぞれの各医療職の先生方による説明です。
 
 
診療放射線技師 高山先生の講義 臨床検査技師 古賀先生の講義
   
 
看護師 樋口先生の講義  薬剤師 中村先生の講義
 
管理栄養士 上野先生の講義 社会福祉士 橋本先生の講義
   
理学療法士 大坪先生の講義 作業療法士 井ノ口先生の講義
 
8職種の先生方から、仕事内容や、仕事のやりがい、どのようにして資格が取れるのかなど、短い時間ではありましたけど、詳しく説明していただきました。
 
後半は、リハビリテーション体験です。理学療法と作業療法の違いを実際に体験していただきました。

【理学療法体験】
 
『重心移動』
今回、理学療法学科の体験については、「重心」を考えてもらいました。重心を意識することは、理学療法の治療の基本でありますが、今回は、参加された皆様が医療人となることを目指しているということで、患者様と接する際の介助のポイントとして「相手の重心」を意識することも重要となります。

動作を行う際のポイントは「重心の移動をイメージする」ことです。これが理解できれば、相手の動きやすくなる介助を行うことができると思います。特に理学療法とは「動作」に着目することが多々あります。興味があればいつでも学院へ遊びに来てください。
理学療法学科 金川 潤也
 
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【作業療法体験 その1】
 
『書字訓練』
 
医師より処方箋がおりてきて、職業復帰へ向けての訓練の方向性をいただきました。今回の症例の久留米学さんは、高校の先生であるため、文字を書くという課題が発生します。 この方は、右側(利き手側)の麻痺であるので、右側は麻痺により動きづらい上に、左側は非利き手になるので、動かしづらいということになります。

ここでの体験は、上手に手を動かす練習をしました。まずは、肩を動かす練習です。肩の関節は、腕の方向の舵をとりますので、新聞紙に大きくマジックで線を書き、肩の大方向の動きを練習していきます。次に肘の関節は、物との距離を測る機能を持っています。ですので、肘を伸ばしたり曲げたりと調節をする動きを、ペンを使いながら練習します。

その後、手の動きです。手首は物との小方向を微調整する機能であり、指はペンそのものを操作する動きです。ですので、肘を台について、手首を回しながら書く体験や手首を台について指先だけで書く練習をしました。

字は、すぐには上手にはならないですが、動きはスムーズになります。さまざまな作業を通して、やさしい課題から難しい課題へと無理なく問題を解決でき、作業は工夫次第では、行うことがとても楽しくなります。作業療法の作業って、一石二鳥であり、素晴らしいと思いませんか?是非、体験にいらしてくださいね~。
作業療法学科 服部 綾子

【作業療法体験 その2】
『テレビゲームを使った作業療法体験』
今回は患者さんの病気が「脳梗塞」と設定され、右手と右足が動きにくくなっていました。ポイントは「動きにくい」というところです。

これは「使いにくい」に繋がります。そして「使わない」になります。そうするとさらに動きにくい状態になり、さらにつかいにくくなり・・・という悪循環になってしまいます。

どこかでこの悪循環を断ち切らなければいけない訳ですが、一般的に考えられているリハビリテーションは筋力の訓練だったり、動きにくくなった関節を動かしたりときついイメージがあると思います。それが総てではないのですが、そういった面があることも事実です。 でも、きついことは長く続けることが難しいのです。逆に「おもしろそうだな」とか「やってみようかな」と思うことは長く続けることが出来ます。その一例としてテレビゲームを使った訓練を体験してもらいました。

難易度の設定も出来るし、結果がタイムや得点で表示されるので目標も立てやすいですね!モチベーションも維持しやすくなります。 そうすれば、少しづつ使いやすくなって、使うようになって動きやすくなる・・・。という良い循環になります! 残念ながら全員に体験をしてもらう事は出来ませんでしたが、皆さん集中して聞いていただいていました。でもこれは作業療法の総てではなく、ほんの一部です。いろんな作業療法が有ります。興味がある方は4月から始まるオープンキャンパスに来てもらえると、その時に詳しくお話させてもらいます。 たくさんの参加をお待ちしています!
作業療法学科 学科長 井ノ口征幸
 
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【参加された方のアンケート内容】
  • 今回の講義を聞いて、初めて名前を聞くような職種や、具体的にどのようなことを行っているのかなど、色々な事を知ることができました。
  • 劇もスクリーンでの説明もとてもわかりやすかったです。色んな体験もでき、将来のために活かしていきたいと思います。
  • とてもわかりやすくて、将来医療や福祉の職業を目指すにあたってとても為になりました。
  • 多職種の仕事だったり、どういう方法でなれるのかだったり、詳しい説明があってとてもわかりやすかったです。参加して良かったです。
  • 医療機関での各職種の繋がり、一人の患者さんを中心に治療への取り組みが非常に良く理解できました。
  • 先生方のお話、非常に理解しやすかったです。また、理学療法士・作業療法士の方の“仕事のやりがい、患者さんの状況の改善、ステップアップがともに実感できた時”という言葉が印象的でした。

今回、参加された皆さん、本当に有難うございました。これからの進路に対する方向性のきっかけになっていただければ幸いです。

久留米リハビリテーション学院では、4月20日(土)からオープンキャンパスを開催します!!
体験型の内容がもりだくさんです。是非、ご参加下さい。
 

2013/2/7(木)


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