リハビリ専門学校の選び方

社会人にとってメリットの大きいリハビリ学校の選び方3つのポイント

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社会人にとってメリットの大きいリハビリ学校の選び方

私は社会人として5年間研究の仕事に従事した後、作業療法士を目指すべく専門学校に入学しました。社会人としてのキャリアや安定した収入のある生活を投げ打って、一旦学生に戻るのですから、学校選びにはかなり慎重に行いました。

セラピストの養成校は数多くありますが、これからセラピストを目指す方には、学生としての貴重な数年間を過ごすに値するような優れた学校を探し出してほしいと思います。

こちらでは、社会人からセラピストを目指す方たちに向けて、経験者ならではの視点で学校選びのポイントをお話し致します。

1.学校の教育理念に心を動かされるか?

学校のホームページや入学案内の冊子には、必ずと言っていいほどその学校の教育理念が記されています。教育理念は実際の教育現場にも色濃く反映されるとても大切なものです。受験前には必ず確認しておきましょう。

心を動かされるような教育理念を掲げる学校が見つかった場合、学校見学会やオープンキャンパスでその理念がどのように教育に活かされているのかを確認しておくと安心です。

教育理念に沿って、必ず学生の進むべき目標を明確かつ具体的に示してくれている学校であれば、教職員・学生共にぶれることなく目標に向かっていくことができます。

2.教員に魅力がある学校か?

有能かつ魅力のある上司の元での仕事は、普段よりもモチベーションが上がり、十分な実力を発揮できた…。社会人として働いている時に、そういった経験はありませんでしたか?

将来のセラピストとしての基盤を作る学生生活においても、どんな教員の下で学んだかが非常に重要です。どんな知識や技術を身に付けたかということだけでなく、セラピストとしての在り方についてまでも、教員の影響を色濃く受けるからです。

そのため、教員に対して魅力を感じることができるかどうかは、学校選びにおいて非常に重要な要素になります。ぜひ見学会やオープンキャンパスに足を運んで、積極的に教員と話をしてみて下さい。

教員の考え方や熱意が自分の抱く理想のセラピスト像と一致する部分があるなら、その教員から、より多くのことを吸収することができると思います。一番身近なセラピストの見本として、「自分もこんな風になりたい」と思える教員のもとで過ごす数年間は、きっと充実したものとなるでしょう。

3.金銭的な負担が少なくて済むか?

社会人経験者が再入学する場合、金銭的な問題は大きなハードルとなります。これまで定期的に入ってきていた収入が途絶えるうえ、学費や生活費がかかるようになるからです。

年間の授業料については学校間でかなりの差がありますので、慎重に比較する必要があります。ちなみに大学、3年制専門学校、4年制専門学校の年間授業料を比較すると、4年制の専門学校が一番安いとのデータもありますので参考にしてみて下さい。

また、「学費」と一口に言っても、支払うのは授業料だけではありません。その他にも入学金や教科書代などが必要になりますので、学費を分割で支払える学校を選択するのも良いと思います。

金利、手数料、頭金なしで学費を納入できる学校では、入学時の負担を大きく減らすことがきます。また、こうした制度とともに奨学金を併用することで、さらに経済的負担を減らすことができるでしょう。

専門学校の中には返還の義務のない奨学金制度や、成績優秀者に対して奨励金を給付するところもあります。成績を上位に保つモチベーションにもつながりますので、利用できるように努力してみてはいかがでしょうか?

まとめ・社会人にとってメリットの大きい学校選びとは

社会人経験者の方の中には年齢的・金銭的なことを考慮して、一年でも早く現場に出たいと考える方も多いのではないでしょうか。

最短でセラピストへの切符をつかむために3年制の学校を目指す方も多いと思われますが、3年制の学校はカリキュラムに余裕がなく、スケジュール的にハードな面があるため、家庭を持つ方やアルバイトをしたい方などには両立が難しい場合があります。万が一留年ということになれば、学費もその分多く必要にしまいますし、就職の際に不利になってしまうこともあるかもしれません。

そういったリスクを考えると、良心的な学費の設定がされている4年制の学校を選択し、様々な経験を積みつつ、本物の実力をつけて現場に出るというのはメリットが大きいのではないかと思います。

セラピストという職業は、これまでの社会人としての経験を強みにもできる仕事です。社会人経験のある方が、ご自身の経験を活かしてセラピストとして活躍されることを楽しみにしています。

この記事を書いた現役の作業療法士は・・・

作業療法士 10年目(40歳・女)

研究助手として大学で5年間勤務した後、リハビリテーション専門学院に入学。卒業後は総合病院に就職し、急性期、回復期、訪問リハビリ等をひと通り経験。夫婦そろって作業療法士というリハビリ一家。現在は子育てに奮闘中。

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