新カリキュラム
わかりやすさを追求した新カリキュラム
リハビリテーション医療の基礎学習
リハビリテーション医療の基礎学習はとても重要です。特に身体の基本的知識の習得が不十分だと応用部分の専門知識が理解できません。わかりやすくするために人間を車に例えてみましょう。
車はエンジンだけでは動きません、2万個以上の部品と複雑な電気系統、そしてドライバーの運転技術があってこそ、安全で楽しいドライブができます。それは人間の健康も同じです。「解剖学」・「生理学」・「運動学」は人間を治療するためにはどうしても必要な基礎知識ですが、覚えることが大変多いことと、それぞれの専門の先生から“単独”で学びますので“繋がりがわかりにくい”ということが永年の課題でした。
リハビリテーション医療の画期的なカリキュラムを開発
そこで上図のように、これまでの課題を解決するために「解剖学」・「生理学」・「運動学」の3教科をバラバラに理解するのではなく
「運動系統学」として 運転技術からみた3教科の関係
「神経系統学」として 電気系統からみた3教科の関係
「臓器系統学」として 各パーツからみた3教科の関係
「神経系統学」として 電気系統からみた3教科の関係
「臓器系統学」として 各パーツからみた3教科の関係
がわかるように横串を通して教えることができる画期的なカリキュラムを開発しました。
これまでの単独授業では理解が難しかった科目をそれぞれの機能を中心に学べるためイメージがしやすく理解が進むわけです。理学療法士・作業療法士にとってどうしても押さえなければならない基礎科目をこのような切り口で学ぶことで国家試験合格だけではなく、就職して臨床現場で働く際にも大きな力となるでしょう。
理解しやすくなった新カリキュラム
具体的には「解剖学」「生理学」「運動学」という従来のカリキュラムで講義が進行していった場合、例えば「解剖学では肩関節の骨や関節は学習したけど、筋肉までは進んでいない」でも「運動学では肩関節の動きや機能を勉強した」となってしまい、学習に時間差が生じやすく、繋がりを見つけることが難しかったのですが、新カリキュラムの“系統学”では、肩なら肩の骨、関節、靭帯、筋、運動、機能と系統立てて学習することで、肩関節の「解剖・生理・運動」を繋がりを持って理解することができやすくなりました。
3つの系統学は厚生労働省に認可を受けた本学院オリジナルの新カリキュラムです。
平成25年度入学の11期生以降に本カリキュラムが適用されています。
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