くるリハ通信 第3号
■『KRiコーチングスタート』
本学院では、これから求められる医療人としての高いコミュニケーション能力を身につけるために、アドラー心理学をベースにした独自のコーチング手法を開発しました。
学生のみなさんが将来、理学療法士・作業療法士として患者様と良好な関係を築くことができるよう、これまで以上に高いコミュニケーション能力の習得を目的とした『KRiコーチング』がスタートしました。
KRiコーチングの手法や効果を実践してもらえるよう、学生のみなさんには実践練習を中心とした内容で講義を行いました。1年生ではまず「相手を知る」ことを学び、2年生では相手に加えて「自分を知る」内容で行いました。
KRiコーチングは、日々の取り組みでも活用できる要素がたくさんあります。学生のみなさんには今回の講義だけで終わらずに、これからも継続して実践し、誠実な医療人そして自分自身の思い描く理想の未来に向けて、頑張ってほしいと思います。
〈KRiコーチング講義の様子はこちらをクリック〉
■3年生の『生理学演習』AEDの使用方法体験
地元の消防署と母体の姫野病院看護師の方にご指導いただき、AEDの使用方法や胸骨圧迫について学びました。緊急時には冷静な一次救命処置が正しくできるよう、今回の授業を活かしてほしいです。
〈生理学演習授業の様子はこちらをクリック〉
■オンライン『臨床教育者(CE)会議』
1月15日(土)にオンラインでの臨床教育者(CE)会議を開催しました。臨床教育者(CE)会議は、臨床実習でお世話になる各施設の理学療法士・作業療法士の先生方へ、臨床実習の現状を説明し、実際に指導する上での考え方や指導方法、注意するべき点などについて共有・連携を図るための会議です。臨床実習でお世話になる70施設71名の先生方にご参加いただきました。
■令和4年度入学試験が終了
本年度のオープンキャンパスで、数多くの高校生と保護者の方にお越しいただき、本学院の教育ポリシーをご理解いただきました。
その結果、予想以上の方が受験され、令和4年2月11日の一般Ⅳ期/社会人入試を持ちまして、理学療法学科・作業療法学科とも定員に達しましたので、本年度の学生募集を締め切らせていただきました。
■国家試験壮行会を実施
令和3年度第57回理学療法士・作業療法士国家試験壮行会を2月4日(金)に実施しました。
まず始めに大坪教務部長より厚生労働省から来ている受験者留意事項についての説明がありました。
次に両学科長よりメッセージがありました。
理学療法学科長 野中先生
「卒業試験が大丈夫だったから国家試験も大丈夫ということはまずないので、日々の学習を繰り返しやって頂いて基礎を徹底しながら進めて行って目的を達成してほしいと思います。」
作業療法学科長 岡先生
「残りのラストスパートの2週間を全員で教員も含めていっしょに頑張り、そして協力して最後に嬉しい結果になることを願っています。」
最後に今福副学院長より16期生国家試験壮行会の総括がありました。
「3年連続両学科100%の学校は、全国172校の専門学校で、この久留米リハビリテーション学院だけですが、それをプレッシャーに感じる必要はありません。私たちはみなさんが100%合格を達成するために育てて来たわけではありません。本学院の目的は高い専門性と広い社会性を身につけさせて、求められる医療人を作ることです。そのことを誠実な医療人と呼んでいます。2週間後にある試験は、誠実な医療人になるための通過点です。」との話がありました。さらに国家試験に緊張せずに臨むための秘訣や、脳を活性化させ、パフォーマンスを上げる効果があるマインドフルネス瞑想を全員で行いました。
■本学院からのお知らせ
1月末より学内の全エアコンの交換工事を開始しました。
12月上旬の早朝に本学院の中庭で野生のシカを発見しました。
≪編集後記≫
年が明け、早いもので2ヶ月が経とうとしています。2月になり冬の寒さが本番を迎えるとともに、3年生は初の長期間の実習となる臨床実習Ⅰが1月末から始まり、そして4年生は20日(日)に迫った国家試験本番に向けて、それぞれ全力で頑張っています。本学院も教職員一同、学生全員が桜咲くことを願い、KRiコーチングなど様々な取り組みを通して学生が誠実な医療人になるための指導・支援を全力で行っております。保護者様におかれましても、今後ともご支援を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。
また、公式InstagramやYouTubeでも本学院の様子などを定期的に配信しておりますので、この機会にぜひご登録・フォローしていただければ幸いです。
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今後ともよろしくお願い申し上げます。
<くるリハ通信編集部>