2013/3/15(金)
みなさん、こんにちは。理学療法学科 教員の大塚 和宏です。 平成25年最初の実習である評価実習を終え、3年生が帰ってきました。 毎年恒例の症例報告会を開催しましたので、その様子と、両学科の学生へインタビューした内容をお伝えします。 |
まずは、症例報告会の様子です。 各施設で患者様を担当し、考えたことや学んだことなどを報告し、質疑応答を受けます。 |
発表ではプレゼンテーション形式で行い、伝わりにくい部分は体を使ったり、同級生に手伝ってもらったりといろいろ工夫しているようでした。 |
続いて、各学科の学生さんへのインタビューです。まずは、理学療法学科からは安藤 大輔くんです。 |
大塚: | 実習ではどんなことが学べましたか? | |
安藤: | 色々な先生方の治療場面を見学できたので、手技や考え方を学ぶことが出来たことが良かったと思います。また、治療をさせて頂き、実際に経験することで今まで考えにくかったことが理解できたときに感動しました。 | |
大塚: | それはすばらしいですね。 具体的にはどういったことですか? |
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安藤: | 先生方が、解剖学を元に手技を組み立てていたことです。実習に行くまでは、ここまで解剖学の知識が必要だと分かっていなかったですが、解剖学が理解できていないと触診することができず、治療もできないと感じましたね。 | |
大塚: | やはり基本が大切ですね。 それを踏まえて、実習前までにさらに取り組んでおけば良かったことはありますか? |
安藤: | 解剖学と運動学の知識を身につけて実習に取り組めば良かったと思います。また、患者様の負担の面を考えると、もう少し検査時間を短くする必要があると感じました。そのためにも、実技練習では、疾患別に想定して、より具体的に行い準備しておけば良かったと思います。 |
大塚: | それは大事なことですね。 次は9週間の臨床実習ですが、それまでにどんなことをしておこうと考えていますか? |
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安藤: | 評価実習では、検査することに集中しすぎて、患者様の全体像を捉えることができなかったので、一日の生活の流れがどのような経過を辿っているのかということを知る必要があると思います。それ以外にも、退院後の患者様の生活観や役割などを考えながら評価や治療を行っていけるようになっておきたいです。 | |
大塚: | 是非頑張ってください。 ありがとうございました。 |
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次は、作業療法学科の三浦 衣里子さんです。 |
大塚: | 実習お疲れ様でした。 どんな実習でしたか? |
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三浦: | 実習の初日から(リハビリに)拒否的な患者様がいて、二週目に入って初めて挨拶を返して頂くことができた瞬間がとても嬉しかったです。宮崎での実習だったため、福岡出身と言うことを活かして、様々な患者様とコミュニケーションを取ることが出来ました。 | |
大塚: | そうだったんですね。 | |
三浦: | 患者様によって、声をかけるタイミングや、距離間などが全く違い、方法を変えるだけで反応が変わったり、コミュニケーションの取り方の重要性を知れた実習でした。 | |
大塚: | それは大きな学びでしたね。 次は長期の実習になりますが、どんな準備をしていきますか? |
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三浦: | 今回、精神科の実習に行かせて頂き、疑問に思った事に対して更に深く考えることが十分できなかったため、4年生の実習では、様々なことに疑問を持ち、積極的に質問など行っていきたいと思います。国家試験に向けても、基礎的な部分を改めて復習していきたいですね。 | |
大塚: | しっかり頑張ってきてください。 ありがとうございました。 |
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お二人とも、実習ならではの学びがあったようです。今回の反省を踏まえて次の実習に向けても気合い十分ですので、次もきっと頑張ってくれることと思います。 |
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2013/3/15(金)
2012/10/18(木)
みなさん、こんにちは。理学療法学科 教員の大塚 和宏です。 |
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今期の学生の過去の報告会はこちら(評価実習後、臨床実習Ⅰ期後) | |
学生たちも発表にも次第に慣れてきて、学びの深い発表も増えてきました。 質疑応答も非常に積極的で、お互いに学びを深めている様子も伺えました。 |
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授業の合間を縫って、他の学年の学生も聴講させてもらいました。 詳しい内容については分からないものも多いとは思いますが、この雰囲気をしっかり感じておいてもらいたいです。 4年生はこの後、就職を決め、国家試験への猛勉強期間に入ります。卒業まで気を休めることなく、一気にいきましょう。 |
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2012/10/18(木)