大学生・社会人の方へ
コロナ禍でも最強の就職力がある理学療法士・作業療法士
1.学歴と就職の関係がついに崩壊
コロナ禍で就職環境は一変しました。 就職活動は制限され、リモートによる就職面接が増え、これまで花形職業であった営業職などは企業訪問すらできずに、物が売れない時代に突入したのです。 そもそも大学受験者より、定員数の方が多くなった2009年からアンバランスなことが起きていました。それを「大学全入時代」と言います。 簡単に申し上げると、選ばなければ大学には希望者全員入学できるようになったのです。 にもかかわらず、大学は毎年新しく開校され、増える一方であり、私達の大切な税金は大学運営の補助金に使われています。 この約30年の間に18歳人口は4割も減ったのに、大学は5割も増えているのです。 ですから、大学卒の価値が当然下がっていくわけです。 さらに追い打ちをかけたのがコロナウイルスによる考え方の転換が起きたのですから、今までのという構図が、崩壊してしまったのです。 しかし、高校での進路指導などは「とにかく大学だったらどこでもいいから」と推薦入試を進められ、自分に合っていないことがわかって中途退学したり、就職しても自分の思い描いた世界と大きく異なって退職する方が多くなっているようです。
2.不況期だからこそ、注目される理学療法士・作業療法士
「医療職」は、「不況業種」だと昔から言われています。それはなぜでしょうか? 世の中が不況になった時に、人気が上がる職業だからです。その理由は、世の中がバブルでうかれている時は、知識を蓄積して資格を取るより、流行りに便乗していたほうが、早く簡単に給与が上がって行ったからです。 しかし、現在のように不景気になり、就職難になった場合は手堅い考え方を世間は評価するようになるからです。数年かけて高度な知識を蓄積して国家試験に合格するということがその人の信用になり、一生安定した評価を受けることになるわけです。「医療職」は、不動産や、証券業界などの派手さや、高給は望めないかもしれませんが、その分、人の命を支えるという人間として最大のやりがいと、安定した給与が期待できます。 なぜなら、国は医療職に対しては、特別な予算を配分して、医療職の仕事を支えていますし、これからもそうするからです。それは、人の命より重いものはないからです。 ですから、国から守られ、世間から求められ、感謝して頂ける職業は数少なく、その医療職の中でも理学療法士・作業療法士は、最強の職業だと言えます。 その理由は、リハビリテーションの「目標」は患者様が一日でも早く、日常生活を取り戻すことですから、病院・施設を一日でも早く退院させるために働いているからです。
国は、医療費や、入院費を少なくしてくれることを望んでいますし、患者様や、ご家族も望んでいますので理学療法士・作業療法士は、人の願いを叶えてあげられる素敵な職業だということがお分かり頂けたら幸いです。 求人数はコロナ禍でも変わらず5,000名近く頂いております。病院・施設様にこの場を借りて感謝申し上げます。
3.給与が景気に左右されない
上記は、厚生労働省によるコロナ禍での給与の支給の変化を表したデータです。 2020年の前半から赤線―「飲食サービス業等」が大きく落ち込み、それに次いで緑線―「生活関連サービス等」そして2021年に入ってからオレンジ線-「金融業、保険業」が低下し始めているのがわかります。 一方、水色線―「医療・福祉」は2020年に入っても全く影響されず、2021年には上昇傾向になっていることが見てとれます。このように、医療職は景気に左右されないばかりか、唯一の成長業種となっているのです。 このように学歴神話が崩壊し、就職環境が劇的に変化している時期ですから、しっかりと自分自身で調べて、将来の職業を決定することをお薦めします。社会人・大学生のための進路知恵袋(ガイドブック)
「社会人・保護者様のための進路知恵袋」は、自校のみの情報ではなく、医療業界全般から、大学と専門学校の違いなどを中立的立場で書かれています。ここでは目次のみ紹介致します。目次
- 1.進路についての基本的な考え方
- 2.学校選びのポイント
- 3.学費の真実
- 4.大学 vs 3年制専門学校 vs 4年制専門学校
- 5.学科選択はどうする
- 6.リハビリ業界の将来性について
- 7.返済義務無し!病院からの「給付型奨学金」
- 8.国の新しい「修学支援制度」の対象校に認定
- 9.給与と“やりがい”
- 10.大切な入試情報
- 11.全国初のe-school授業
- 12.学生の通学や食事は大丈夫だろうか
- 13.オープンキャンパスに親子で参加する大切さ
- 14.最後にひとこと
社会人経験が生かせる作業療法士の魅力
最近、社会人経験を経て、作業療法士を目指す方が増えてきています。それは、まったく違う業種でも、社会人としての経験が、「技術」だけでなく「こころ」を必要とするリハビリの現場で、大いに活かせるからです。再進学を考えている方に、ぜひオススメしたい作業療法士をご紹介します
社会人入学者インタビュー
久留米リハビリテーション学院に入学した社会人の声をご紹介いたします。くるリハをもっと知ろう!
くるリハのことをもっと詳しく知りたい方は、お気軽にお問い合わせください。