高校（福祉科）の先生からのメッセージ②
出張講義を行わせていただきました高校の先生からいただいたメッセージをご紹介させていただきます。
城北高等学校医療福祉科 梅本洋子先生からのメッセージ
本校は入学時より高校卒業後には、理学療法士・作業療法士の学校に入学したいという希望を持っている生徒が毎年数名います。
ですので、毎年、久留米リハビリテーション学院さんに来ていただいて、「介護職と作業療法の関わり」や、「リハビリテーションについて」の医療基礎講座をお願いしてもらっています。
生徒は、この講座を受講することで、自分の進路についてより具体的にイメージができますし、これからの学習面にも深い知識を得ることができると考えています。
また、本校は「介護福祉士とリハビリのダブル資格を目指してみませんか！」という中学生に対しての広報活動も行っていますので、生徒には積極的に進学することを勧めています。
介護福祉士と作業療法士の2つの国家資格を持つことには大賛成です。
将来性が広がることはもちろんですが、利用者や患者様の日常生活を診ていく中で、介護福祉士の福祉の視点と、作業療法士の医療の視点を同時に診て、アプローチができる最強の資格です。
本校が考える介護福祉士として一番必要なことは、根拠に基づいた介護ができ、考えて行える人なのですが、それ以上にやはり人が好き、利他の精神があることがとても大切であると考えています。
生徒が介護の道を選んだ理由に多いのが「人が好き、おじいちゃん・おばあちゃんが好き」と答えています。
これからも、利用者様に寄り添える、論理観、人の尊敬などを考えられるジェネラリストの視点を持つ、介護のスペシャリスト育成に尽力していきたいと思います。
学校名： 学校法人 松浦学園 城北高等学校
住 所： 熊本県山鹿市志々岐798
ホームページ： http://johoku-hs.ed.jp/
