教員紹介

作業療法士時代の患者様とのエピソード(作業療法学科 長 彰純先生)

作業療法士時代に経験したこと

私は精神科病院で作業療法士をしていました。
治療と共に回復し、無事退院していく中で、どうしても長期の入院(10年以上など)になってしまう患者様も少なくはありませんでした。
そのような方々と手工芸やレクレーションを通じて作業療法を実施する事が私の仕事の一つでした。
そして毎日、治療として作業を提供していく中でふと「これを続けていってもこの方々は退院できないのではないかな。」と考えるようになりました。

作業療法士としての私の意識を変えた、ある”きっかけ”

しかし、あるきっかけから、私の意識が変わりました。

地域のイベントで「オリジナルTシャツを作って海岸に飾る」という今思えばとても変わったイベントがありました。
それならばと担当していた患者様数名をメンバーとし、Tシャツを作成しました。当時のメンバーは提供されたものは一生懸命に取り組んでくれる患者様でした。

患者様への作業療法で学んだこと

私の勢いは止まらず、さらには地域にまで出て行きました。

近隣の幼稚園にお願いして、
まずは、運動会と夏祭り用にポスターや旗のようなものを作成して使ってもらいました。

幼稚園児は・・・何歳くらい?? 
どんなものが売れるのかな・・・・??
なんて話し合いになります。とはいえ最初は私たちが決めたものを作ってもらいました。

この時のターゲットは・・・女の子です。

やりました・・・・・・・。
なんとか女の子の心をつかみました。

これをきっかけにメンバーの発言内容が変わります。

「次はこんなのを作りたい。」
「店に行ってどんな生地があるか見てみないと・・・。」
「なんで私たちもイベントに行けなかったの?」

びっくりしました。

これまでは作業療法としてその患者様に見合う作業をこちらが提供し、それを患者様が実施するというのが大きな流れでした。

しかしこの時は、メンバーが自分で考え、次の作業の提案するようになったのです。この経験は患者様の思考を健康にし、私たちが普段当たり前に考えるはずの事を、彼らも考えるようになったのです。

とはいえ、私がしたことは何か特別な治療をしたわけではなりません。患者様を退院させることができたわけでもありません。

でもこういった「当たり前のことができること。」の重要性を改めて感じる経験でした。

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