みなさん、こんにちは。久留米リハ学院広報担当の仲山です。
8月に入り、高校生のみなさんは夏休み満喫中ではないでしょうか?中には、課外授業などで夏休み返上で勉強をしている高校生のみなさんもいることかと思います。
そんな中、くるリハの学生達は現在前期試験の真っ最中です。4月に入学した1年生は初めての試験を迎え、とても緊張感が漂っていますよφ(..)ガリガリ

さて、久留米リハ学院では、先日8/1(土)
に今年度第7回目のオープンキャンパスを
開催しました。今回はその様子をお伝えし
ます。
今回も九州各地はもちろん、遠くは兵庫県からもご参加いただきました。
くるリハの特徴かもしれませんが、今年度のオープンキャンパスに参加頂いた方のうち約半数が福岡県外からの参加者なんですよ!
では、今回は学院見学及び本学院の特色の一つであるe-school授業体験の様子からお伝えします。
【学院見学】

[織物・手工芸・絵画室] [装具加工室]

[日常動作訓練室(ADL)] [基礎医学実習室]
補足説明のコーナー(^^)/
織物・手工芸・絵画室で学ぶことは?
作業療法の治療の中でよく利用される活動があり、それらの動作に含まれる身体的・精神的な効果を実習を通じ学びます。
装具加工室で学ぶことは?
義肢や装具の構造やしくみ、採寸、加工方法を学びます。
日常動作訓練室(ADL)で学ぶことは?
日常生活において、人が自立して生活するために必要な身の回りの動作、家事動作を学びます。
基礎医学実習室で学ぶことは?
骨、筋肉、臓器などの標本を用いて、人体の構造を学びます。
この他にも、理学療法・作業療法ならではの専門分野を学べる施設があります。
詳しくはご入学後のお楽しみということで(^^ゞ
【e-school体験授業】

人間の体を学ぶリハビリの勉強。人の体は動くものですよね。
そんな動く体を学ぶため、e-school授業では身体の構造や機能などを動画や画像を見ながらよりイメージしやすく学べるところがポイントなのです♪
前半終了後、休憩時間を取りました。
熱い夏なので、こまめな水分・塩分補給をしていただきました。
参加者との記念撮影♪
休憩後、リハビリ体験へと移ります。
まず理学療法体験からです。
【理学療法体験】
今回のテーマは「体の動きをみよう」です。
まず、体験内容の説明とデモンストレーションです。
その後、皆さんに実際に体験していただきました。
(担当した講師のコメントです)
こんにちは。理学療法学科教員の土田健司です。
理学療法士は動作の専門家といわれることがあります。理学療法士の視点がどのようなものなのか体の動きを通して体験していただきました。
体を曲げて床の荷物を取るなどの動作では、重心の動きにも着目して動作可能かどうか診ていきます。体が動くと重心が体のどこに移動するのか、グループを作り確認してみました。また、重心も含めて良い姿勢とは何か実際にチェックしたり、体を曲げにくい場合にはどのような理学療法を実施するのかもあわせて体験していただきました。
このように、本学院では、“考える力・診る力・触る力”を1年次より系統立てられた授業にて段階的に実施しています。
理学療法学科 教員 土田 健司
つづいて作業療法体験です。
【作業療法体験】
①車イス訓練 ②利き手交換訓練
③家事動作訓練 ④入浴動作訓練
(担当した講師のコメントです)
今回の作業療法体験を担当した作業療法学科教員の島本です。
今回のテーマは、「作業療法士が実際の患者様にどのような援助を実施するのか」です。
『作業』とは、人が行うこと全てを指します。
人が障害を持つと、色々な『作業』を行うことが困難になります。
今回、想定した患者様は、脳が障害されたということで、
①歩くことが困難になった。
②利き手が麻痺になった。
③家事を行うことが難しくなった。
④お風呂やトイレに行くことが困難になった。
といった4つの『作業』が難しくなった患者様です。
脳が障害されると、片方の手足が動かなくなる「片麻痺」といわれる状態になります。そこで、動く方の手足を使って、
写真①車イスはどのように使うのか、
写真②利き手じゃない方の使い方、
写真③片手で料理をどのようにするのか、
写真④お風呂にはどのように入るのかといった具体的な解決方法を体験してもらいました。
人は『作業』ができなければ、生きる希望が失われてしまいます。
私たち作業療法士は、患者様ができなくなった『作業』を取り戻すことで生きる希望を取り戻す仕事になります。
今回のオープンキャンパスを通して、作業療法士の仕事に興味を持ってくれると嬉しいです。
作業療法学科 教員 島本 和孝
最後になりますが、今回行事係を務めてくれたのは最終学年の4年生の学生たちでした。
このオープンキャンパスの翌々日から長期実習に行くというとても忙しい時に、学校の為そして参加者のみなさんにくるリハの良さを伝えてもらう為に快く引き受けてくれました。

行事係を担ってくれた4年生のみなさん、
ありがとうございましたm(__)m
〔参加者のアンケート結果です。〕
- 2回目の参加でしたが、今回もすごく楽しく学べ、入学したいという気持ちが高まりました。充実した学院生活が送れそうなくるリハの良さがとても伝わりました。ありがとうございました。 (高校3年生)
- この落ち着いた学校の雰囲気が、リハビリを学ぶ上ではとても良い環境で集中して学ぶことができると感じました。 (高校3年生)
- 今まで参加したどこのオープンキャンパスより詳細な説明をしていただけたと思います。ありがとうございました。 (保護者様)
- 本日で2回目の参加となります。他校のオープンキャンパスにも参加した上で、親子共々久留米リハ1本での受験をと考え、久留米リハと作業療法士の仕事について理解を深めたいとの思いで参加致しました。本日の参加によりその思いを強く致しました。 (保護者様)
今回は以上となります。
次回は、お盆休み最終日の8月16日(日)です。
高校生のみなさん、夏休み期間を利用してぜひくるリハのオープンキャンパスに参加してみてはいかがでしょうか。
皆様のご参加をお待ちしております♪