病院がつくったリハビリ専門学校 久留米リハビリテーション学院オフィシャルブログ

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久留米リハビリテーション学院
  • 久留米リハビリテーション学院
  • リハビリ学科に特化した福岡の医療専門学校です。
    ★本学院の特色★
    1.「福岡で唯一!医療法人がつくったリハビリ専門学校」
    2.「2年連続100%!全国トップクラスの国家試験合格率」
    3.「最新の教育システム!高い合格率をを支えるe-school型授業」
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久留米リハビリテーション学院 第5回「医療人になろう!」公開セミナー開催

2015/2/16(月)

みなさん、こんにちは。久留米リハ学院広報の仲山です。

2月7日(土)に第5回「医療人になろう!」公開セミナーを開催しました。
このセミナーは、高校2年生を対象としており、本学院の母体病院である姫野病院で日々働いている6種類の医療職の先生、そして理学療法士と作業療法士の事に関しては本学院の教員よりそれぞれのお仕事について説明していただきます。

今回も過去4回同様、土曜の貴重な休みではありましたが地元の高校をはじめ、遠くは大分県や熊本県から多数参加していただきました。
 
一度に様々な医療職について知ることができる機会です!みなさん、しっかり聞いて来年の進路選択に役立ててくださいね。


今回の司会進行役は、3年連続となります“軽快な司会進行”でおなじみの、本学院の作業療法学科教員の長先生です♪

まず、本日の流れの説明です。

その後、本学院の統括部長よりセミナーの主旨を説明していただきました。



 
参加者に分かりやすくまた楽しくお伝えするため、「自宅で脳梗塞を発症された患者様とそのご家族が病院に来院されました」という設定のもと在校生による演劇があるのもこのセミナーの肝心なところでもあります。

さて!患者様とそのご家族が来院されました。
それでは、「医療人になろう!」公開セミナースタートです。
 
この患者様の回復に向けた検査や治療などが、様々な医療従事者により行われていきます。それぞれの仕事内容が病院の中でどのような役割を持つのか、また、他の医療職とどのような関わりを持つのか、各医療職の先生方よりの説明です。


 
   診療放射線技師 福田先生の講義            臨床検査技師 久保山先生の講義  


 
         看護師 井手先生の講義                  薬剤師 豊福先生の講義  


 
       管理栄養士 松本 瑛里先生の講義            社会福祉士 大塚先生の講義  


 
          理学療法士 大坪先生の講義            作業療法士 井ノ口先生の講義


8種類の医療職の先生方から、仕事内容ややりがい、どのようにして資格が取れるのかなど、短い時間ではありましたが詳しく説明していただきました。




      
本日お話しいただいた先生方です。



後半は、リハビリテーション体験です。理学療法と作業療法の違いを実際に体験していただきました。まずは、理学療法体験からです。

理学療法学科体験
※この体験の様子は下記URLをクリックすると見ることができます。
www.youtube.com/watch

 

【担当した講師のコメントです】
今回の理学療法体験を担当した理学療法学科教員の綾部です。

今回は、「立ち上がり動作」に着目して体験を進めさせていただきました。
日頃から何気なく行っている「立ち上がり動作」ですが、理学療法士の目線で「立ち上がり」をみると、恐らく皆さんが注目していないような場所・部位に目線が向かっています。
それは『重心』です。

病気や怪我が原因で以前のように動けない人、動きにくい人、詳しくみれば要因は様々ですが、その一つの要因として「重心のコントロール」が上手にできているか否かが挙げられます。「重心のコントロール」は皆さんがいつも何気なく行っている動作ですが、非常に重要な動作になります。今回は、この『重心』と「重心のコントロール」についてかんたんではありますが、説明・体験をしていただきました。
とても奥が深い分野ですので、短い時間では伝えきれない情報が沢山あります。興味がある方は、また是非参加してみてください。
理学療法学科教員 綾部 雅章

続いて、作業療法の体験です。作業療法は2種類の体験をしていただきました。
 作業療法学科体験①
※この体験の様子は下記URLをクリックすると見ることができます。
www.youtube.com/watch









 
【担当した講師のコメントです】
今回の作業療法学科体験を担当した井ノ口です。

今回のテーマは「心が動けば体が動く」でした。

訓練はきついものです。特に突然体が不自由になった患者さんは混乱していますし、落ち込んでいます。そんな患者さんに「頑張ってリハビリしましょう!」と言っても「自分はこんなつらい目にあっているのに、今は何もしたくない」となってしまいがちです。まさしく「心が動かない」状態になっています。

そこで作業療法ではその患者さんが興味を持っていることや以前慣れ親しんでいた「作業」を、今の体の状態に合わせて提示し「これくらいならしてもいいかな」と思ってもらえるように調整して提供します。
どれだけ体が動いても自分で動こうとしなければ動きませんし、動かなければ本当に動けなくなってしまいます。

この「してもいいかな」が「心が動く」第一歩です。

今回は実際に治療場面を見て、そこで使われているゲームを通して、作業療法における「作業」とは何なのか。なぜ「作業」が治療に使えるのかを体験してもらいました。この体験の中で心が動き、自ら「自分もやってみたい」と手を挙げてくれた参加者がいたことはとてもうれしいことでした。

4月のオープンキャンパスでは今回の症例である「久留米 学さん」に対する作業療法の体験を用意しています。ほんの少しでも興味を持たれた方は是非オープンキャンパスに来てください。

皆さんのお越しを心からお待ちしています。
作業療法学科教員 井ノ口 征幸
 


作業療法、もう一つの体験です。
作業療法学科体験②

 【担当した講師のコメント】
作業療法学科体験を担当致しました、作業療法学科教員の野方です。

今回「作業療法とは」という題目で、作業の捉え方と、ある事例を通じ実際に病院で行われている作業療法の話をさせていただきました。

病気やけが、障害の残った方々は、生き方・楽しみ方がわからなくなってしまいます。そのような方に対し、「作業」を通して、生きる力を支え、新しい人生をプロデュースする仕事、それが作業療法士なのです。

今回のセミナーに参加頂いた皆さんが、一人でも多く作業療法士を目指して頂ければと思います。

もっと作業療法のことを知りたい方は、ぜひオープンキャンパスにも参加してください!
作業療法学科教員 野方 拓
 

【参加された方のアンケート】
・今日のセミナーに参加して、自分自身が五体満足ということがどれだけ幸せなことなのかを再認識できました。そして、五体満足の私達が障害を持った方達のためにできる、作業療法という仕事の素晴らしさを改めて感じることができました。
・ひとつひとつの仕事について丁寧に教えていただき、色々な人が一人の患者さんに携わり、元の生活に戻っていくのだなということがよく分かりました。
・患者さんそれぞれの症状や情報を様々な職種の方と共有し、仕事内容は違うにしても同じ方向を向いて仕事をしているのだなということが分かりとてもいい機会でした。


 参加されたみなさんいかがだったでしょうか!?

今回のセミナーのように、一つの病気を例に挙げて、各医療職の関連性を知ることで分かりやすく学んでいただけたのではないでしょうか?

今回のセミナーを機に理学療法士・作業療法士に興味が出た方は、4月からの本学院のオープンキャンパスに参加してみてください!

久留米リハビリテーション学院では、4月18日(土)から平成27年度のオープンキャンパスを開催します!!

皆様のお越しを心よりお待ちしております(^○^)

今回演劇で大活躍してくれた在校生です。

演劇本当にお疲れ様でした。

また来年も期待しています♪
 
 

2015/2/16(月)


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