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「検査」業務を行なうコメディカル職種とその役割

3つのコメディカル分野のうちの1つ、「検査」業務を行なうコメディカル職種の役割や資格取得に関する情報をご紹介します。

臨床検査技師

1.業務内容と現状

臨床検査技師

コメディカルという病院などの医療機関で各種の臨床検査を行うコメディカルです。検査の高度化にともなって医療現場に欠かせない存在になっています。検査は大きく分けると検体検査と生理学的検査に分けることができます。正確で迅速な検査を可能にする為、医師の指示があれば、採血や体表の組織などの検体採取を行なうことも可能です。生理学的検査では、放射線を扱わない医療機器の使用が可能であり、心電図検査や超音波検査、MRI検査などを行います。

近年の検査機器の発達には目覚ましいものがあり、検査の自動化と効率化が進んでいます。その半面で医療機関の経営的な理由から採用枠が少ないという問題もあります。女性の割合が多い職種ですが、結婚や出産に伴う離職率は他の職種と比べて低いです。

他の職種と比べると患者との接触が少ない職種ですが、チーム医療の普及によって患者への検査内容の説明や糖尿病の療養指導を行なったりすることが増えてきています。院内感染対策チームや栄養サポートチームなどへの参加を求められることもあり、業務内容は広がっています。

2.資格取得までの流れ

臨床検査にかかわる養成学校(短大、専門学校、大学)を卒業することで国家試験の受験資格を取得することができます。
国家試験は毎年4000人前後が受験しており、合格率は約70パーセントとなっています。

3.臨床検査技師の活躍の場

病院などの医療機関や検査センターなどで活躍しています。

診療放射線技師

1.業務内容と現状

診療放射線技師

病院や診療所などの医療機関で、X線撮影やCTなどの放射線を使った検査を行なうのが主な業務になります。以前は医師が行なっていた業務でしたが、技術の高度化に伴い、専門的知識と技術を持った診療放射線技師が行なうのが基本になってきています。

放射線は人体へ害を及ぼす危険性があることから、放射線が扱える資格はごく一部の職種に限られます。診療放射線技師は放射線の専門化として、放射線の特徴や医療機器の特徴、人体への影響などに関する正しい知識を持っていることが望まれます。

割合的には男性が多い職種ですが、乳がん健診やマンモグラフィ検査など女性特有の病気の検査の普及もあり、女性の割合は増えてきています。

検査を行なうコメディカルとして紹介していますが、近年ではがんに対する放射線治療の技術が進歩しており、がん治療の分野でも活躍しています。

医療機関によってはMRIや超音波検査、眼底検査など、放射線を使用しない検査も行なう必要があります。

2.資格取得までの流れ

診療放射線技師養成校(短大、専門学校、大学)を卒業することで国家試験の受験資格を得ることができます。近年では高学歴化が進んでおり、3年制の学校が減って、4年制の大学が増えてきている傾向にあります。

国家試験は毎年3000人弱が受験しており、合格率は約70パーセントになっています

3.臨床検査技師の活躍の場

病院や診療所などの医療機関を中心に、保健所などの行政機関や原子力発電所、教育機関などで活躍しています。

臨床工学技士

1.業務内容と現状

臨床工学技師は医師の指示のもとに、生命維持管理装置の操作や保守点検を行う仕事です。生命維持管理装置というのは呼吸や循環、代謝の機能を代替して補助する装置のことであり、人工呼吸器や人工心肺、血液浄化装置、高気圧酸素治療装置などがあります。 医用工学の発展にともなって1987年に出来た比較的新しい国家資格です。ミスが患者の命に直結するため責任が重い仕事であり、医師や看護師との密な連携が求められる職種です。

2.資格の取得方法

臨床工学技師の養成学校(短大、専門学校、大学)を卒業し、国家試験に合格することが必要です。国家試験の受験者数は増加傾向にあり、2014年には3000人近くの人が受験しています。合格率は80パーセント前後になります。

3.臨床工学技師の活躍の場

生命維持管理装置を扱うことの多い救命救急病院や急性期病院、人工透析を行なっている病院などで多く活躍しています。医療機器メーカーや研究部門などにも活躍の場があります。

医療業界を詳しく知ろう 参考コンテンツ

医療業界で働く専門職の役割について、正しく知っていただけるコンテンツです。

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