2010/3/11(木)
先日、理学療法学科・作業療法学科の3年生が、病院や施設での3週間の実習を終えて帰ってきました。3年間の集大成としての評価実習で、皆それぞれ大きな学びを得ているようです。 今回、理学療法学科の学生さんに話を聞くことができました。
評価実習無事終了しました。まずはお疲れ様でした。終わってみて真っ先に出た言葉って何だった?
終わって、ホッとしました。「やった〜!」ってテンションが上がったと言うよりは、一つ終わったな、乗り越えたなという感じでした。肩の荷が下りました。大変だったです(^^;)。
みんなそれぞれあるんだね。ところで何が大変だったの?
臨床(現場)での学習面ですね。知識が全然足りませんでした。あとはプレッシャー。重圧でした。耐えられないかと思いました(笑)。
知識に関しては、本当に幅広い知識が必要だから、足りない感じはあるだろね。でもそれで当然だと思うよ。プレッシャーは何からのもの?スーパーバイザー(実習指導者)からの?
自分に対するプレッシャーですね。自分自身で、自分を追い詰めていることに気がつかなかったです。考え過ぎてつぶれちゃったな、人間性として弱いな、と思いました。
実習というそのものを、予想していたことと比べてどうだった?
厳しかったです。異常に辛かったです。行く前は「やっべー」と思ってたんですけど、行ったら超楽しかったです。楽しくて仕方がなくて早く長期(実習へ)行きたい!って感じですね。寝れない辛さもあるんですけど、それは分かっていたことだったので。挫折は味わいながらも、それを「でも頑張ろう」って思うようにしていたんです。知識不足は全員感じることだと思うので、そこからどうするか、ですよね。
実習が楽しいと思えることは大切なことだよね。どうしても失敗はしてないけない、とかこれはやり遂げなければならない、だけだと苦しさが出てくるし、それを楽しむことは難しいかもね。楽しさの中に学びもあるだろうし。実習に出て良かったことは何かある?
出会いです。患者さんとの出会いや、指導者の先生ともですね。
いい刺激を受けたんだ。
そこで目覚めさせてもらった感じです。3週間でしたけど、恩師とも言える人でしたね。今まで会ったPTの中でも一番良かったです。ーPT(の業界に入ったこと)は間違ってなかった、って思いました。
そういった先生に出会えたのは、貴重な体験だったね。今年の5月からは、9週間の長期実習があるけど、それに向けてもこれから頑張っていこう!ということで、インタビューを終えまた。実習は大変だった人も、楽しかった人も様々ですが、実際に患者さんに触れさせていただく機会を通して、学校で学んできた知識や技術を実践して統合する場です。表情も皆、一様に引き締まった感じで、急に大人になったようにも思えました。 次は長期実習です。みんな頑張ろう〜!
2010/3/11(木)
2010/3/9(火)
2010/3/9(火)