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現役で理学療法士になるための国家試験勉強法とは?先輩の理学療法士が現役合格勉強法をアドバイス

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理学療法士の国家試験勉強法

理学療法士や作業療法士を目指す学生の最後の難関が国家試験です。国家試験の合格率は80%から90%であり、年々難しくなる傾向にあります。国家試験対策に迷っている人のために理学療法士国家試験に現役合格した私の勉強法を紹介します。

Ⅰ 私の勉強スケジュール

勉強は基本的に学校の図書館や休憩スペースで行ないました。9時登校、帰宅は17時です。9時から12時まで勉強し、12時から1時まで食事休憩、1時から5時まで勉強というスケジュールでした。

常に集中して勉強しているというわけではなく、友達と雑談したり、気分転換にドライブに行ったり、昼食を外で楽しむなど適度に気分転換を行なっていました。通学の電車が片道30分だったので集中して勉強するのにちょうど良く、暗記などの集中力が必要な勉強を行なっていました。

自宅では昼間の勉強でわからなかったことなどをインターネットで調べるようにしました。自宅であまり勉強した記憶はなく、夜はテレビやインターネットを見て眠くなったら寝るという感じです。

Ⅱ 私の勉強方法

①効率的な方法にこだわる

10年分の過去問がのっている問題集と国家試験対策用の参考書を購入し、この二つを軸にして勉強を開始しました。問題集は解答部分の解説がもっとも充実しているものを選びました。その理由は自分で調べたりする手間が必要ないからです。

過去問を何度か繰り返し解いていると試験問題の傾向がわかってきます。また、自分が苦手な分野がわかってくるようになります。

その後は苦手な部分を購入した参考書で効率的に覚えるようにしました。

②ノートは作成しない

あくまでも私の個人的な考えからですが、国家試験対策で自作のノートはつくらないようにしました。その理由は、ノートの作成は単なる作業になりがちだからです。そもそも自分がまとめたノートに信憑性があるとも思えません。経験ある出版社が作った良い参考書が販売されているので、それを活用したほうが効率的です。必要であれば参考書に書き込みを行なうのがいい方法だと思います。

③調べるのはまずインターネットを使用、電子辞書もあると便利

わからないときはまずネット検索です。理由は時間効率がいいからです。自分で長時間考えたり、書籍で調べるのは時間がもったいないです。

学校では電子辞書を常時携帯しており、ネットがない環境ではそれを使用していました。医学の基本的なことは電子辞書で十分調べることができます。

④参考書は同じもので何度も勉強する

参考書はたくさん使用しないようにしました。複数のものを使用すると記憶が定着しないからです。同じものを何度も勉強するほうが記憶に残ります。

Ⅲ 勉強が苦手な人はグループで勉強しよう

一人で集中して勉強ができる人はそのほうが効率的でいいと思います。しかし、勉強嫌いでついついサボってしまう人は学校で友達と勉強するのがベストです。気分がのらなくても周りが勉強しているとつられて勉強できます。

実際にグループによる勉強は有効とされていて、学校によっては国家試験対策にグループ学習を取り入れているところもあります。

わからないところを教えあったり、お互いに問題を出しあうなどの方法も取り入れました。これらの方法は記憶のアウトプットを良くし、記憶の定着に役立ちます。

グループで勉強するメリットとして、先生にわからないことを聞きやすいというのがありました。卒業研究の担当の先生がよく様子を見に来てくれるので、そのときに質問するようにしていました。先生といい関係をつくっておくと、このようなときに良く教えてもらえます。

Ⅳ 基礎科目、専門科目それぞれの勉強法と効率の良い記憶法

基礎科目については過去問の問題集を解き、わからなかったときは問題集の解説文を読んで勉強しました。解説が不十分な場合は、参考書やネット、教科書などで調べるといった感じです。

専門科目はいわゆる応用問題のため、記憶しておけばすぐに答えが出るというものではありません。自分が持っている知識から論理的に考えて答えを出すようにします。もっとも役に立ったのは自分が実習で見学したことや、経験したことです。それらを思い出すと答えが出ることが多かったです。

国家試験の勉強では暗記も必要になります。注意が必要なのは丸暗記はすぐに忘れてしまうということです。いい記憶方法は複数のワードを関連付けて覚えるということです。仮に忘れたとしても関連付けて記憶しておけば、少しのヒントを参考にして思い出すことができます。また、理解しながら勉強を行なうことが大事です。病気の症状を丸暗記すると忘れますが、なぜその様な症状が出るのかを理解していれば、忘れることはありません。

Ⅴ 成績が下でもあきらめてはいけない。

成績が下のほうだとしても、これまでの定期試験や実習を乗り越えてきていることを考えれば自分が思っている以上に必要な知識は身についていると思って良いでしょう。

しかし、他の人よりも勉強が遅れているという自覚があるのであれば、ギアチェンジをして集中的に勉強することは必要です。のんびりしたままだと国家試験に落ちる可能性は高いでしょう。勉強が苦手な人は友達と一緒に勉強し、わからないところは謙虚な気持ちを忘れずに教えてもらいましょう。

Ⅵ 国家試験直前は暗記を徹底的に行なう。

国家試験の前日や試験までの空き時間は自分が苦手な分野の暗記を徹底的に行ないます。この場合は丸暗記でもOKです。この時のために、直前に暗記・復習するものをリストアップしておきましょう。

最後に 

私の国家試験の勉強法について説明してきました。私の体感として国家試験の勉強はそれほど大変なものではありませんでした。その理由は1年から4年までの授業に真剣に取り組んでいたことで、基礎的な学力が備わっていたからです。気持ちに余裕があったため、勉強がストレスに感じることありませんでした。1年生や2年生の人は毎日の授業を大切にし、こつこつと勉強しておくことをおすすめします。

この記事を書いた現役の理学療法士は・・・

理学療法士 7年目(33歳・男)

大学卒業後、一般企業に就職し社会人を経験。その後理学療法士を目指して4年制のリハビリ専門学校へ入学。病院・介護老人保健施設・デイケアで働く経験を持つ現役の理学療法士。

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